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AWCC決勝開催正式決定に思うこと

とにかくよかった開催決定

突然の中止決定の報に大きな落胆をしましたが、あれから1か月が過ぎた4月25日、AFCの決定を覆してAFC女子クラブ選手権2023決勝戦が行われることが決まったのはうれしい限りです。

本件に関し三菱重工浦和レッズレディース、WEリーグ、日本サッカー協会、そして決勝戦の対戦相手であった仁川現代製鉄レッドエンジェルズ、韓国女子サッカーリーグおよび韓国サッカー協会、また決勝戦中止への抗議の署名を募ったレッズサポーター有志の方々のご尽力により開催にこぎつけたこと誠に感謝いたします。

AFCからの一方的な中止の知らせには憤りはありましたが、一方で前回大会のAFC女子クラブ選手権2022の決勝戦も行われなかった前例(決勝進出クラブ双方優勝)と2024年2月に行われたパリオリンピック女子サッカーアジア最終予選対北朝鮮戦開催地決定までの遅さなど過去のAFCのやり方を振り返れば、またか!という感じで私は諦めてたので諦めず行動を起こした方々には尊敬の念を抱きます。

一部の批判にはやるせない気持ちです

さて、このひと月本件に関してただですね、私が残念に思ったのはごく一部なのですが、WEリーグ、WEリーグチェアに対しての行き過ぎた、または筋違いな批判ですね。

”中止を知らされてびっくり”というコメントに過敏に反応し、強く遺憾の意を示せあy経緯を出せないのがおかしいだとかの批判はどうかと思いますね。批判だけで尽力つくして開催までもっていった関係者への敬意やねぎらいの欠片さえないのが疑問を通り越してやるせない気持ちでいっぱいです。

今回の件は、一個人や組織では難しいことがわからないのでしょうか?
いったんは中止にした経緯を知りたいというモヤモヤが残るゆえ、女子サッカーおよび三菱重工浦和レッズレディースのファン・サポーターの一人として強い想いがあるからこその気持ちはわかりますが・・・

個人的にはそれ知ってどうするの?と感じるので気にはならないんですがね。知らされても信用できない話かなと思いますので。


大変だったなと思う開催決定までのアクション

これはまるっきり私の想像ですが、AFCの中止決定を覆すまで時間を要したのは、決勝戦に進んだ当該クラブの決勝戦実施の意思確認ですね。日程や試合会場、宿泊施設、練習場、そして費用面などの問題がありますので単純に試合したい想いだけでは難しいでしょう。ただ元より予定されていたスタジアム、抑えていたはずの施設等だったのでゼロから確保するよりは話が進みやすかったのかなと。

次に両クラブが所属するリーグ(WEリーグ、WKリーグ)の意思確認ですね。開催にあたって各リーグへの影響(特に日程)の問題をクリアしないとと思いますし、さらにリーグとして決勝戦を行う意義を強く示す必要はあったのではないでしょうか。

そしてクラブ、リーグの意思をまとめて整理して、AFCに申し出る役割が日韓両国のサッカー協会だったと思います。もちろん女子サッカー普及・発展のために今回の決勝戦を行うことを両サッカー協会が重要視しているという意思がなければAFCを翻意させることはできなかったでしょう。

とこれだけの意思確認と準備は大きな労力だったと想像します。末端のスタッフの方たちは通常の業務にこの業務を差し込まれるのですから・・。

さらに三菱重工浦和レッズレディースサポーター有志が募った署名も後押ししたことのではないでしょうか。

三菱重工浦和レッズレディース、レッズサポーターは本気です。

とにもかくにも決まったAWCC決勝戦ですが、昨年WEリーグ22-23シーズンを制した時点でアジアに目を向けていました。多くの三菱重工浦和レッズレディースサポーターはAFCチャンピオンズリーグを3度制した男子に続いて三菱重工浦和レッズレディースもアジアの頂点へと思いがありました。もちろん、選手もクラブとしても思いは同じです。その熱量はアジアの女子クラブのどこよりも熱いと思います。

決勝戦は駒場スタジアムに多くの人が集まり、熱い試合が展開されそのうえで三菱重工浦和レッズレディースがタイトルを獲得することを願っています。

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