Tomozo23

それを守る為に釘バット担いで地獄のノスタルジー荒野を練り歩くセンチメンタル鬼

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最近の記事

エフェメラル/一瞬しかないの振り付け

一瞬しかないというアイドルグループが好きなのですが、今年の頭に2年ぶりくらいの新曲が発表された。現在のメンバーでは初の楽曲。 タイトルからしてEphemeral=刹那の、儚いという意味で、まさに一瞬しかないというグループ名タイトル曲。 エフェメラルは音源リリースがまだな事もあり、聴くためには現場か配信でライブで観るか、ファンの方がアップする動画しかないのですが、わたしはライブでその振り付けの独特の感じに惹かれている。分析系のキモオタなので色々勝手に意味を読み込んでいたりする

    • ロストイントランスレーションを20年ぶりに見た件

      ロストイントランスレーション、俳優のおじさんボブと若い人妻シャーロットの心の交流のお話なのですが(言い方)、2人の境遇に共通点があるとはいえやっぱり年齢、性別、立場が異なるが故のこれ以上近づききれない切なさがある。 夜の東京に繰り出したあと、酔っ払って寝てしまったシャーロットをベッドに寝かせて立ち去るボブ、ジェントルメン過ぎるし、まあそうだよな…というところもありグッときた。 シャーロットは時間があるし、若いのでそれでも街に出て色々なものを見て吸収しようとしているのにたいし

      • ZAZEN BOYS/永遠少女

        ZAZEN BOYSの永遠少女を初めて聞いたのは22年の新宿文化ホールでのSHIN-ONSAIで、衝撃的過ぎて気が付いたら涙がこぼれていた。2回目は23年の日比谷の野音で、やっぱり泣いた。リフの時点で、ああこれダメだ、ってなった。なぜか。 なんというか、これまで向井の作ってきた世界感が全てぶち込まれている。向井はこれまで現代の殺伐を数多く歌ってきたけれど、例えでも比喩でもない、事実としての殺伐。 鏡の中にいるのはお母さんの面影がある自分と、同じく自分の面影のある、すでに居

        • あまちゃん1週目

          ・昔のシーンで渡辺えりが今のはるちゃんだよね、はるちゃんだよね!と周りに言っても誰も聞いてないのがリアル ・春子がパチンコ屋でヒロシの話聞いてて手探りになる所すき ・やってみないとわからない、という話、アキ(東京→地方)と春子(地方→東京)という線対象の話を、65年ずっと同じ所にいた夏の前で話すという ・能年玲奈の目が黒目がちでキラキラしてる ・生まれ育った場所と気性が一致するとは限らないという現実 ・夏の海のなかにお金が落ちている!と言い切る爽やかさ ・わたしを

        エフェメラル/一瞬しかないの振り付け