【 メンタルが強い人になる - ストレスに負けない心の作り方 - 】 メンタルが強い人になるためのステップ①:不安や悩みはどこから生まれる?


1. タフネス(しなやかな心)

 タフネスとは、平穏(フラット)な状態から刺激を受けて
 ストレスが発生(ひずみ)しても、すぐにまた平穏な状態に戻れること。

2. ストレッサーとストレス

刺激(ストレッサー) ⇒ 反応(ストレス)

ストレッサー
 ・物理的/科学的/生物学的/心理的
ストレス
 外界からのあらゆる要求に対する生体の
 非特異的(普段)な反応
 ・心理的な反応/肉体的な反応

3. 刺激と行動

 身体・行動・思考・感情 は互いにリンクしている
 刺激 ⇒ 感情 ⇒ 行動
 感情が行動を左右する
 ⇒感情をうまくコントロールできれば行動もコントロールできる

 ・感情をうまくコントロールできないと自滅的な行動を取る
  - 感情:不安/怒り/落ち込み/罪悪感
  - 行動:逃避/攻撃/閉じこもり/自己否定

4. 気持ちには「感情」と「思考」がある。 
 感情と思考を分ける
 ・感情:感じること
 ・思考:評価・判断すること

5. 感情の種類

 ポジティブとネガティブの2種類
 ネガティブな感情:
 ・健全でネガティブな感情:懸念/悲しみ/苛立ち/自責/失望/残念...
 - 感情にとらわれない
 - 自己啓発的な行動に向かうよう動機づける
 - 自分の目標達成に必要な行動を首尾よく遂行するのに勇気づける

 ・不健全でネガティブな感情:不安/鬱/激怒/罪悪感/苦痛/羞恥...
 - 過剰な苦痛や不快感
 - 自滅的な行動に追いやる
 - 自分の目標達成に必要な行動の遂行を妨げる

6. メンタルタフネス

 「感情」をコントロールし、「行動」を変えていく

7. 感情はどのように生まれるのか

 出来事 ⇒ 考え方 ⇒ 感情
 3つの基本的な要求
  自分に対する/他人に対する/世間に対する

 要求から「ねばならない」へエスカレート
 
 3つの派生思考
 思い込み(〜ねばならない) ⇒ 恐れ/ののしり/耐えられない
 ⇒ 自滅的な行動 に陥りやすい

8. 思い込みを「探り」「粉砕し」「書き換える」

「探る」
 まず、「考え方を捕まえる」
 ・心に何がよぎったか
 ・自分になんと語りかけていたか
 ・頭の中にある考え

「粉砕する」「書き換える」
 思い込み(〜ねばならない) ⇒ 適切な「考え方」(〜にこしたことはない)
  ・論理的(合理的)か?
  ・現実的(経験的)か?
  ・幸福なのか?(幸せになれるか)

 完璧に物事をこなさなければならない
 ⇒完璧にこなすにこしたことはない。けれど、そうでないからといって
  私が無価値な人間だということにはならない。

9. 感情の度合いを下げると行動が変わる

感情は質的変化(怒りから喜びなど)は起こさないが「度合いの変化」がある
 ・不安 ⇒ 懸念
 ・鬱  ⇒ 悲しみ

「思い込み」を「適切な考え方」にすることで、「度合いを小さく」できれば、
感情に続く「行動も変えられる」。

10. 3つの受容

 1.無条件の自己受容
 2.無条件の他者受容
 3.無条件の世間受容

11. 「自己責任の楽観主義者」

・感情は他人が起こすものではない。
 感情は自分のものであるという自己責任を持つ。
・自分のものであればコントロール出来る、と楽観的に考える。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?