【 メンタルが強い人になる - ストレスに負けない心の作り方 - 】 メンタルが強い人になるためのステップ②:ケースからタフな心の作り方を学ぶ

■この授業のゴール

・しなやかな心を持つ
 「自己責任の楽観主義者」

■「他人」と「過去」は変えられない。
 変えられるのは「自分」と「未来」。

 ・自滅的前向き

■刺激と行動

「刺激」「行動」の間には「感情」がある

<感情の種類>
1.ポジティブな感情
2.ネガティブな感情
 -1. 健全なネガティブな感情
 -2. 不健全なネガティブな感情

■メンタルタフネスとは

「感情」をコントロールし、「行動」を変えていくこと。

「不健全でネガティブな感情」を「健全でネガティブな感情」へ

■感情はどのように生まれるのか

「出来事」⇒「気持ち・感情」
     ↑
   「考え方」

■考え方の3つの基本的要求

 1.自分に対する要求
 2.他人に対する要求
 3.世間に対する要求

要求から「〜ねばならない」へ
⇒3つの派生思考:「恐れ」「ののしり」「耐えられない」

■「思い込み」から「適切な考え方」へ

「思い込み」...〜ねばならなない
「適切な考え方」...〜にこしたことはない。そうでなくとも...

 1.「思い込み」を探る
 2.「思い込み」と知る(論駁して粉砕)
 3.「適切な考え」に書き換える
 4.「感情の度合い」を下げる
 5.「行動」が変わる

 <論駁する>
  ・論理的か
  ・現実的か
  ・役に立つのか(幸せになるのか)

■ケーススタディ1<「怒り」を生みだす考え方>

「上司に相談を持ちかけたが聞いてくれない。『ダメ上司』と
 言いふらした」

×他の人は私の望む通りにしなくてはいけない。
  そうでない人は最低のダメ人間だ!
  =不健全なネガティブ感情:「激しい怒り」

      
○他人には私の望みを聞いてほしい。
   もし望み通りの行動を取らなかったとしても、
   その人がダメ人間と言うことではない。
   =健全なネガティブ感情:「閉口」

行動の変化:話を聞いて、と説明

■ケーススタディ2<「不安」を生みだす考え方>

「プレゼンでミスった。またプレゼンしなければならず、仮病で休んだ」

×いつも完璧に仕事をこなさなくてはならない。
   そうでなければ、私は役立たずの屑クズだ...
 =不健全なネガティブな感情:「強い不安」

      
○完璧に仕事をこなしたいものだ。
   そうでないとしても、私が役立たずのクズと言うわけではない。
   =健全なネガティブ感情:「懸念」

☆行動の変化:周到な準備と練習

■ケーススタディ3<「苦痛」を生み出す考え方>

「多忙で期日に間に合わず、上司に辞めてくれ、と言われたので
 仮病で休んだ。」

×私は誰からも認められる存在でなければならない。
   そうでなければ耐えられない。
   =不健全なネガティブな感情:「激しい苦痛」
      ↓
○誰からも認められる存在でありたいものだ。
   認められなかったとしても、それに耐えられる。
   =健全なネガティブ感情:「残念」

☆行動の変化:謝罪と次への準備、周囲へ協力を仰ぐ

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