鋼の意思 作成ガイド -「やろう!」がなかなか行動に移せないあなたへ- vol.1 集中力の公式

今日のポイント:集中力を高める

■クリアしたい脳の性質:ザイガルニック効果
 ザイガルニック効果とは、物事を途中まで進めると最後まで終わらせたくなる欲求のこと。
 ...終わっていない仕事や達成されていない目標は、頭に浮かびがち。
  ⇒機能:作業を完了させる力になる。

頭の中のあることに対するストレスやプレッシャーは、いつ・どこで・何をするかを具体的に書き出す(詳細な計画を立てる)と、そのことについて考えなくてすむようになる。
⇒集中力をそがれなくなる。

ToDoリストのようなやらなければいけないことの羅列では、
「やらなきゃやらなきゃ」のストレスやプレッシャーになる。
「どうなったら完了なのか」を明確にする

■集中力の公式

集中できない=目の前のこと以外が気になっている状態

集中するには=気になるものを排除

気になるもの=「未完了」のもの

未完了のものを完了させる計画を立てる
(特に重要なのは、「完成図」と「最初の一歩」)


・メールの連絡待ちなど、他人のアクションが気になるものは、
 「いついつまでに返事がなかったらこちらから連絡しよう」などと決め
 「完了(待つのはいついつまで。次のアクションはこちらから連絡)」を
 作る。

・やるべきことを書き出す場合は、「それが2分以内に完了する」ものは
 書かない。

・通常、人の毎日は、「終わってないもの」「できなかったもの」
 目の前に残る。
 ⇒意識的に、「完了したもの」「できたもの」に目を向けると、
  より集中度合いが高くなる

■2つのクエスト

1.メインクエスト:夢/目標/やりたいこと
2,サブクエスト:さほど重要じゃないこと/意味を感じないこと

<まずはクエストを集める>

[Step1] 気になっているものをとにかく集める
...今、気になっているものを10個書いてみる

[Step2] 1週間以内に取り組むつもりがある?
...「YES」と「NO(孵化待ちリスト)」に分ける

[Step3] 簡単な計画を立ててみる
 - 要素1:どうなっていたら完了か(=目的地)
 - 要素2:まずは「何をする? いつ、どこで?」(=一歩目)


■まとめ

1.集中力の鍵は「未完了」を減らすこと

2.計画は最強のソリューション
   - 目的地
   - いつ、どこで、何をするか
  を分かる範囲で書く

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