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【LAA】テイラー・ウォード・ブレイクアウト・シーズン

こんにちはトナカイです

ついに僕たちのテイラー・ウォード(Taylor Ward)がブレイクしそうですね。

「ウォード覚醒きたあああああ!MVP!MVP!M!V!P!」とかって調子に乗って書くとシーズン終わった頃に「そういえば4月にそんなこともあったね」な展開になりがちなので控えめに。
実際ありがちなことだよね。シーズンって長いし。

2022年シーズンの成績はボストンでの連戦を終えた時点で19試合に出場し68打数25安打、ホームランは6本でスラッシュライン.368/.476/.721、あとちょっとで規定打席に到達します。

一応、2021年シーズンもファウラーの早々のシーズン終了手術やトラウトの離脱などでそれなりの出番はあり、237打席に立ち.250/.332/.438と片鱗は見せておりました。
片鱗と言っても93年生まれでしかも1巡目に指名してるだけにもうちょい早く見せてよというところではありますが。

ウォルシュが2019年にAAAクラスでシーズン36本のホームランを打ち.325/.423/.686の数字を残し2020年にブレイクの予感を見せていましたが、ウォードもその2019年に同じAAAで27本のホームランに.306/.427/.584の成績を残していたので、あとは適応できればなところはあったんですよね。
まあそれで言えばその2019年のAAAはアナハイムネイティブのホセ・ロハスが31ホーマー、.293/.362/.577の成績を残したので、そのMLBレベルの適応が難しいんでしょうけど。

2022年のウォードはスプリングトレーニングでアピールした感じに扱われてはいますけど、ウォードはわりと毎年その時期は打ってます。そこの数字だけなら2021年の方が良かったくらい。

2022年は期待値高めだったものの開幕直前にIL入りしたためちょっと遅れてのスタートになりました。
ですかこのツイートを見てください。

マドン監督の中ではウォードは最初からレギュラー格だったんですよ。
このツイートを見た時は驚きましたね。アデルもマーシュもスプリングトレーニングではアピールできてました。もちろんウォードも良かったのですがこの時点でeveryday playerと言っちゃうのかいと思いましたね。

まあその後のIL復帰後の活躍は報道の通りです。こういう時は大抵僕がおかしいのでもう大げさにマドン監督を批判することはないんです。

正直あの段階で監督もしくはGMや球団側にどんな確信があったのか分かりませんが、アップトンDFAを含めて正しいムーブにしちゃうの凄いなと思いました。アデルをオプションして外野手3人になって内野手が外野守ることになってますけど。

そんなウォードですが打席での対応はそれなりに変わったと思います。
以下FanGraphsさんより引用ですが、ストライクゾーン内のボールのスイング率(Z-Swing%)は2021年とほぼ変わらない67.2%ですが、ゾーン外のスイング率(O-Swing%)は去年の29.2%から20.4%に減少、その中でもO-Contact%は上がってますし要は打席の内容が良くなったのだと思いました。

FanGraphsのTaylor Wardのページより引用 https://www.fangraphs.com/players/taylor-ward/17548/stats?position=OF

ちなみにウォードの強化版が弊チームだとレンドーンです。速球や変化球への対応は置いといてゾーンの管理は誰よりもレンドーンが上です。

もちろんどのサンプルも今年はまだ数字が少ないので今後増える可能性はありますが、現段階での今年ウォードは四球率16.8%と三振率19.5%は2021年の8.4%と23.2%、2020年の7.8%と27.5%を大きく改善させており期待感を持てると思います。
ちなみに前述した2019年のAAAクラスでの四球率は15.6%、三振率は19.7%だったのでそこでやれていたレベルに近づけているのかなとも感じました。

MLB Savantで見てもリーグ全体の中でも四球は選べているし、Chase Rate(要は前述のO-Swing%)も上位、現状はかなり優秀だと思いますね。打線にもう1人トラウトがいるようなもんだと思ってます。

MLB SavantのTaylor Wardのページより引用 https://baseballsavant.mlb.com/savant-player/taylor-ward-621493?stats=statcast-r-hitting-mlb

最近はレッグキックも控えめなフォームになりました。

かつての大学時代のチームメイトでアストロズマイナーでプレーしていたトレント・ウッドウォード氏に助言をもらい、ダウンスイング開始時の身体の傾きとバットの角度の関係"アーリーコネクション"や、バットがヒッティングスペースに入る角度"アタックアングル"、バットの軌道の完全な楕円の作り方などを覚えたそうです。
ウォード曰くウッドウォード氏のおかげでスイングにおける非効率的な動きや無駄な動きをなくすことができたそう。

この記事から抜粋して引用しました。

ちなみに↓が2015年ドラフト直後の打撃練習動画です。

2018年のメジャーデビュー(アーティストか?)をたまたま現地で見ただけに愛着あります。

現地2018年8月14日トナカイ撮影

そういえば今シーズンはまだ一度もこの赤いオルタネイトユニ着てないんですよねエンゼルス。まあ特にビジターはグレーの方が好きなので個人的には良いんですけど。

まあ要約するとまだシーズンは始まったばかりだしこれからも頑張ろうね!ということです!

ア・リーグの週間MVPを取ったのでこのまま月間と年間もお願い!
信じるくらいいいだろう

というわけで今回はこの辺で。
Donaldoson 2.0と多分冗談で期待されたウォードがその姿になっているのは嬉しいです。シーズン通してどういう成績を残すのかこれから楽しみです。
ちなみに僕は1番バッター合ってると思ってます。

ごきげんよう

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