モラトリアムと技術力_2023_06_21

  • ゲームプログラマの仕事をしていると、なぜこの人はこんなに専門的な能力があるのだろう、と疑問に思うことがある

  • こういった能力の高い人達に実際に会社で働くまでに、どのような学生時代を過ごしてきたかを雑談などで聞くと、大体留年していたり、大学卒業後に専門学校に行ったり、院まで進んでいたりする事が多い

  • その延長したモラトリアム期間で興味のあることを更に勉強していたり、いろいろなコミュニティに参加していたりするので、単純にサボっていたというよりは、興味があるものに夢中になっていたため、うっかり単位を取り忘れた、とかそういうパターンが多い傾向に感じた

  • 一度就職してしまうと、多くの場合は興味のない分野も業務としてこなさないといけないため、専門的な技術は逆に身につきにくい傾向にあると思う。(もちろん就職した会社によってはその限りではないと思うが)

  • なので、モラトリアム期間が長く、興味のある分野の勉強を深くしていた人と、ストレートに就職した人を比べると、専門的な技能の差がかなりついてしまっているように思う

  • 特にゲーム開発は専門的な部分で求められるレベルが年々高くなっている傾向にあり、その分野に対応した新しいミドルウェアやエンジンの使い方も学習しなければならない。しかもプロジェクトや会社に応じて異なるミドルウェアを使用する場合があるため、より専門分野に対する学習量も増加傾向にある

  • そのためモラトリアム期間は、自己の成長とスキル獲得のための重要な期間となるのではないかと思った

  • 何が言いたいかというと、作曲の勉強とサウンド関連の技術を勉強したいので2年間くらいニートになりたいです!!!



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