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大学受験に失敗して悩んでいる人へ。受験に失敗した日。

こんばんは。僕です。
最近受験関連のnoteの下書きが日に日に溜まってきているのですが、どれもうまく文章としてまとまらずに公開するまで書ききれません。誰にみて欲しいわけでもないですが、一応ヒトサマに読んでいただけるかもしれないのでね^^

今日は受験から丸1年経って僕なりに今思うことであったり、ありがたい事にこの一年塾講で色々な生徒を担当させていただいて感じたことを少し書きたいと思います。よければ最後まで読んでってください。(追記:自分の話が思いの外多くなってしまったので、本当にお時間ある時に。)

まず初めに、受験が終わったら自分を労ってあげてください。結果がどうであれ、ほんの一瞬の試験本番へ向けて膨大な日々を捧げた自分自身を少しでも良いので褒めてあげて。そして少し落ち着いたところで周りの方への感謝もはっきりと言葉で伝えましょう。これは僕自身の反省でもあります。その時は気持ちの整理もすかずにそこまで配慮が回りませんが、やはり自分の挑戦を後押ししてくれた方がいるのなら、その人たちに精一杯の感謝を伝えることは大事だなと。今は言葉だけでも、気持ちが追いついてなくても良いのでね。

受験の結果というのは、これまでの自分の努力の評価だと思います。その結果が残念なものであったならば、努力が足りなかったということです。シンプルですね。もちろん、1点2点を争う世界ですからもう一度試験をしたら結果は変わっていたのかもしれません。だた、その中でも圧倒的な努力量から余裕を持って合格する奴だっているわけなので、タラレバなんて言ってられません。そりゃあ悔しいですよ。悔しいですが、その結果を素直に受け入れることは重要です。

ではここからが本題です。その結果が出た後について。志望校に不合格を叩きつけられた日から、多くの受験生は「今後どうしよ」となると思います。僕はそうでした。大学受験に失敗するなんて夢にも思っていなかったので、ああ浪人か。と。僕は少し特殊で、高校に通わず高3の1年間を予備校の寮で浪人生と生活していましたから、「また寮に戻るのか」と憂鬱になりました。受験までの1年間を振り返ると「まだ詰めれたな」というところが幾つも頭に浮かびましたし、何より高2の頃の7ヶ月間勉強を一切していない時期があったのでそこのブランクをどうしても悔やみました。結局それでも間に合わせられなかった自分が悪いのですが。僕の場合、その後色々なことを考えて今の大学へ進学する事になりましたが、浪人という道を選ぶ方だっていらっしゃるでしょう。去年1年間ほぼ浪人生のような身分でしたが、ちゃんとした(ちゃんとした?)浪人はしていないので、そこについては今回は言及しないでおきます。

いつまでも下を向くのは本当に勿体無い。

先ほども少し触れましたが、僕は高校へ通わずに予備校だけで受験勉強をしました。それも予備校の寮に入って。なので、周りを自分より年上の浪人生に囲まれて生活していたわけです。寮生活では多くの人と知り合い、友人もたくさんできました。その多くが今では大学生をしていますが、もちろん全員が全員望んだ大学へ通っているわけではありません。現実というのは残酷らしく、第1志望の大学へ今通ってるのは2割もいないかな。そんなもんです。そして桜が咲かなかった残りの8割の中でも、1年経った今の状況は人によって大きく異なります。

まずはまさかの不合格で今や僕と同じ大学のAくん。彼は本当に賢かった。TK大の模試も確かB判とかだった。それでも落ちた。入学式でも一緒に写真を撮ったけど、最初はすごく行きたくなさそうだった。今でも後悔は消えていないぽい。だけど、なんだかんだ今では大学エンジョイしてる。次はBくん。第2志望の医学部に通っている。同大学の他の友達曰く、大学ではあまり友達いないらしいが、セックスばかりしてる。(ストレスなんか?毎回SNSで匂わせてる。予備校ではそんなキャラではなかった。バカ真面目。人が変わってしまった。いや、むしろ何かが解放されたのか。)少し話が逸れましたが、Cくん、Dくん、Eくん(Eは前の高校の友達)。彼らは共通して、「なんでこんな大学行かなあかんねん」のマインドがずっと捨てきれず、大学にも馴染めていない。というか大学にあまり行っていない。側から見てると、もう一度受験しなおさないと無理じゃない?っていうくらいに未練たらたらなのです。実はこの3人だけではなくて大学の同期にも同じようなやつがいるのですが、彼らはいつまでも受験に失敗したその日から気持ちを切り替えることができず、全てが悪い方向に転んでいってしまっています。なんなら今でも「再受験するべきだと思う?」みたいな相談をしてきます。それは個人の判断なので何も言えませんが、ただ一つ決定的なのは大学へ進学してからの1年を丸っきり棒に振ってしまっているということ。彼らの多くは「もう自分なんてダメだ。何してもうまく行かない」のマインドに陥ってしまっています。しっかりと3月に自分の納得のいく決断をしていればそうはならなかったかもしれないのに、受験の結果を受け入れることから逃げ続けた結果、理想と現実のギャップに苦しむ。これを読んでくださっている方には少しでもその思いをしてほしくないな、と思います。彼らもそんなことは自覚しているのですが、なかなか負のループから抜け出せずにいます。

少しでもこうなる人が減って欲しいので、参考になるかわかりませんが、今、僕が当時望んでいなかった大学に通っていて思うことを書きます。

第一にあるのは、「あの時自分の代わりに合格した奴らよりも優秀になって見返してやる」っていう気持ち。いいんですよ。「お前、俺を落とすなんて見る目ないな」って勝手に思っていれば。思うのは自由ですからね。ただ、いつまでも「負けた奴」では悔しいじゃないですか。自分を信じているならば、「まあ最後は勝たせてもらうけどね」と思いましょう。

僕はこの1年で色々な出会いに恵まれたと思います。今住んでいる街なんて自分にとって全く縁もゆかりもなかったのですが、この大学に通う事になって住み始め、今ではとても気に入っています。面白い友達とも沢山出会えました。まだ1年目ですが、振り返ると楽しい思い出で溢れています。なんだかんだここにきて良かったなと思います。というか、あの日第一志望に合格していたら調子に乗りすぎていつか痛い目に遭っていたな、と笑 大学受験での負けは自分に多くのことをもたらしてくれましたし、寧ろ自分に鞭を打ってくれたと思います。想像以上に今の生活が充実しているのでその初心を忘れそうになりますが、やはりあの日の悔しさはいつまで経っても忘れられないですし、次は自分が見返す番だと強く思います。

少し話は長くなりましたが、一番言いたかったのは、結果に真っ向から向き合って。逃げないで。そして自分が本当に納得できる道を選んでください。ということでした。

今日も最後まで読んでくださりありがとうざいました。

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