【2023年ベストバイ】今年買ってよかったもの
タイトルは毎年恒例FASHIONSNAP企画へのオマージュです。
禊のようなもの。
色々めんどくさいので写真は基本割愛させてください。
FUMITO GANRYU デニム グラフィティサルエルパンツ
サルエル好きなんですよ。
一時期リックオウエンスしか履かない時期があったくらい、ここ数年は通年サルエルを履くことが多いです。
サルエルがアンダードレスになるような場所には行きませんし、リラックスした雰囲気が好きなんです。
よく履いていたのは、リックオウエンス、ラフシモンズ、The Viridi-anne、キャロルクリスチャンポエル……。実はヨウジには全然手が出せていません。楽そうなんですが、オンラインだとサイズ感がよく分からなくて。
GANRYUは今まであまり気に留めてこなかったブランドだったんですが、今年ちょっときっかけがあって、取り扱っているショップで試着し即買いしました。
デニムを履いたのは7年ぶりくらいかもしれません。最後に履いたのはAMIのデニムだったから。
普通の5ポケットサルエルデニムを検討していたのですが、アシンメトリーなデザインの本品のほうが太めで存在感があり、よりサルエルらしかったのでこちらにしました。
KINETICジャケットとパンツがめちゃくちゃ欲しかったのですが、関心を持った時期が遅く、既にどこも売り切れで悔しい思いをしました。
先日、トリコのCTOが飲み会にいい雰囲気のジャケットを着てきているなと思ったら、GANRYUのジャケットだったので一層悔しい思いです。
次シーズン以降はちゃんとチェックしておきます。
Hender Scheme キャンパススエードショルダー
もう5年以上、親から貰ったPORTERのボディバッグを酷使しています。
PORTER製品はタフで便利、本当にあと20年以上平気で使えそうなのですが、ボディバッグの取り回しには悩み続けていました。
ボディバッグがサマになるコーディネートって難しいんですよね。ボディバッグ自体のデザインやサイジングも大事だと思います。
たすき掛けすると、服にテンションがかかって引っ張られてしまいますし、片方の肩に掛けてもトートほど安定しない。
また、自分が持っているプロダクトは、両側に独立したファスナーがついており、片側が開いていることに気づかず外出して荷物を落としてしまうトラブルも起こしてしまいました。
片方の肩にかけられて、ペットボトルくらい入るバッグは無いかなと、年末のスキマ時間を使って阪急で買ったのがこのバッグです。
Hender Schemeのプロダクトは初めて買いました。
トートとして肩掛けできますし、小さな持ち手も着いていて取り回ししやすく重宝しています。キャンパス地なのはたまたまです。白地なので、汚れやすそうだなーと思いますが、それも味かなと。
バッグの中で小物が散らばるので、バッグ内に入れるサブバッグを買っても良いかも……と思ってます。
BIRKENSTOCK ボストンサンダル
真冬でも裸足でサンダルを履いています。
学生時代剣道をしていたからか、厳冬期でも裸足で歩き回り、外出することに抵抗がありません。
刺すように冷たい道場の床で慣れてしまったように思います。
それでも冬とサンダルはさすがにミスマッチだと考えてましたが、イラストレーターのたけくもさんが「俺はプライベートでは便所サンダルしか履かないんで」と言っているのを聞いて、それもありかな……と思うようになりました。
去年はやはりBIRKENSTOCKのEVA素材アリゾナを履いていましたが、もう少し足先の露出が少ないサンダルにしようと思い、ボストンのスエードレザーを買いました。
スエード地にしたのは、多少汚れてもアルチザン的な味が出るかな……と。
マイサイズが11 1/2なのですが、買った当初は甲がアッパーに当たり、「EVAのアリゾナよりも小さいのかな?」とやや後悔しましたが、履き込んでいくとフットベッドが馴染み、窮屈さはなくなりました。
便利過ぎて、冬でも毎日履いていますが、時々家人に顰蹙を買うのと、他の靴を履くのが億劫になるのがネックです。
TOBIAS WISTISEN クラッシュリング
12月ギリギリセーフで、オーストラリアのショップから買いました。
毎年何かしらシルバーアクセサリーを買うことにしているのですが、今年は本当に忙しく、そもそも実店舗に行く機会がほぼありませんでした。
リングはバングルやネックレスと違い、サイズを外すとそもそも着けられないため、できれば実店舗で買いたいところです。
また、自分の人差し指・中指のマイサイズは、各ブランドの展開している最大サイズよりも大きいことが多く、こと国内では小さめのサイズばかり流通していて困ります。
特に男性の中には、そういう悩みを抱える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私はシルバーアクセサリーブランドのなかでは、TOBIAS WISTISENのデザインが最も好きです。今までにリングを2点購入しており、今回新しく1点購入しました。
TOBIASのデザインは、崩壊や退廃を想起させるような無類さをたたえていると思います。
Parts of FourやHenson、WERKSTATT:MUNCHENなども、Tom Woodやクロムハーツとは異なる方向の無骨なデザインが特徴的ですが、TOBIASは特にデザインの幅が広く、アルチザンとモード両面の雰囲気がある。
大好きなブランドですが、国内で扱っている店舗は代官山LIFT含めごく少数で、現物を試着することが現状難しいのが難点です。
もし見かける機会があれば、ぜひ試着してみてください。
Jacques Durand LEVANT-168
MYKITAのメガネを数年愛用していたのですが、育児をしていると子供の体がぶつかるなどで、メガネのトラブルが多くなりました。
加えて、メガネを本当に体の一部のようにみなしてしまうので、風呂はおろか、寝るときも掛けたまま、ということが多いです。
これをゲーム実況者のロウさんとhacchiさんに何気なく言ったら「寝てるときも!?」と驚かれてしまったので、あまり一般的ではないんだな……と反省しました。
MYKITAは全体が繊細な作りですが、ことヒンジはネジを一切使わない特徴的な機構を採用しており、強いテンションを加えると外れてしまいます。
当初は、外れたり曲がるたびに表参道のショップに持って行ってたのですが、何度も持っていくたびに顔を覚えられてしまい、自分で荒々しく直す様になりました。
おそらく、世界のMYKITAユーザーの中でもっとも扱いが荒々しかったと思います。すみません。僕は常田大希さんにはなれない。
次は頑丈そうなメガネを! と思い、山口一郎さんの愛用されているMASAHIROMARUYAMAなど検討していましたが、最後は坂本龍一さんが生前愛用されていたJacques Durandに落ち着きました。
メガネのセレクトショップであるBrilleさんで購入したのですが、異次元の接客でたいへん満足度の高い購入体験ができました。次もBrilleさんで買いたいです。
Kinesis Freestyle2
セパレートキーボードです。
今年はキーボードを2枚買いました。めったに買わないのですが。
Kinesisは画業用のWindowsPCに接続するために買いました。
大学生の時から、PS/2インタフェースのRealforceを愛用しており、自分が最速でタイプできるのはこのキーボードしかないと思っていました。
しかし、作業机の中心に液タブを置くとキーボードの所在が無くなることと、ソフトウェア開発用のMacで数年US配列を使い続けてきたことから、思い切って環境を見直すことにしました。
Kinesis Freestyle2は、セパレートキーボードとしてはお値打ち価格で、US配列がラインナップされており、液タブを間に十分入れられるほど左右のキーボードを繋ぐケーブルが長いです。
静電容量無接点方式に慣れすぎていたため、切り替え当初は打鍵の安っぽさが気になりましたが、しばらく叩いてると慣れました。
また、セパレートキーボードは作業中に肩が開くので、一日中キーボードを叩く必要がある職種に就いている身としては、体への負荷も低減できていると感じます。
ちなみに、MacにはKeychron K3を無線で繋いでいますが、Mac本体のトラックパッドを触るついでに、ついつい本体のキーボードを叩いてしまいます。
マジックトラックパッドを買うべきなのか……でも結構高いんですよねぇ。
今年を振り返って
マジで全然リアル店舗で服を買わない一年でした。
ラフシモンズも今年がラストでしたが、結局何も買わず。なにか買いたいけど欲しいものはない状態。
最近はセットアップを買いたい病なのですが、これこそリアル店舗で試着しないと難しいです。特にパンツ。
『上伊那ぼたん』の初代担当さんとひさびさにLINEしていて、ScyeとDistrictのコラボがイイデスヨと教えてもらったのですが、全然店舗に行く時間が捻出できませんでした。
セットアップが必要な場所に顔を出す機会はここ数年で皆無……と言って良いのですが、自分の気持ちをシャンとさせるために、意図的にドレスアップする必要があると、年々感じています。
家具なんかも色々見直したいし、本棚ももう一つほしいのですが、買うからにはいい買い物にしたい。そういうことに気を回せるリソースが、なかなか捻出できない一年だったとも言えそうです。
来年こそは、服に対して攻めの買い物をしたいです。
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