2024-02-19: ある批判についての記憶
多少昔の話だ。
ふと脈絡なく思い立ち、とある小説投稿サイトに短いお話をいくつか投稿したことがある。
「お話」と表現するのは、それらが小説と呼ぶにはあまりにも適当な産物であり、私自身を愉しませるという単一目的を掲げた、いわば手慰みだったからだ。日曜大工みたいなものである。
卑しくもプロとして発表している漫画作品群とは何もかも性質が違う。そのため、作者名は適当に命名し、漫画家である”塀”とは完全に切断していた。
1日に1作、夜間の隙間時間でダ―――ッと始まりから終わりまで一気