隣野 景

白黒イラストレーター お仕事はDMにて

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  • 思うことなど

    日々の思うことなど・雑記

最近の記事

うんこの絵と没後に認められる画家たち

例えばここに6つのうんこの絵があったとする。 ①伝統素材と100年以上前からある歴史ある手法 によって描かれたうんこ。 ②ダビンチの描いたうんこ。 ③著名な美術館に作品が収納されている現代作家が描いたうんこ ④最近、海外で認められた90歳の芸術家の描いたうんこ ⑤芸術大学を首席を卒業し、新進気鋭の作家が描いた本物と見紛うほどのうんこ ⑥デジタルで描いたメタバースなうんこ  他にも種類があるだろうし、うんこでなくてもいいが、せっかくの機会なのでうんこにした。 日常

    • アナログ作画とデジタル作画

      アナログでもデジタルでも本来は単純に絵を描くための手段であり、どこに価値があるかは観る人と描き手が決めることである。 私自身はアナログもデジタルもどちらも使っていて、どちらにも短所と長所があると思っている。  とはいえ、もうアナログなんて不経済だから、全てやめてデジタル一本で描くつもりだった。  古くなってゆくインクやホワイト、ちょういい画材、生産終了するペン先に怯えなくていい。 道具も買い換える必要もなく、すぐに取り消せる、レイヤー分けができ、拡大縮小ができ、定規も自由

      • 絵を描くことについて

        小さな頃から絵を描いてきた。  しかし、よく聞かれる「絵を描くのが好きですか?」にはいつも「別に好きではないような気がする。」と微妙な答えを私は返し続けている。 『好き』でいえば自分の気に入った絵を見ている方が『好き』を感じる。  その対象は、美術館の名だたる芸術家をはじめ、友達の描いた絵も名も知らぬ人や子供の絵も、どんなものも絵に人となりや性格が出ていて面白い。  しかし、これは突き詰めると人間が好きなだけで絵が好きとはまた違う気もする。  どうあれ結局は、その絵が好き

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