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おかん留学②アイルランド就活(職探し)

ダブリンでのバイト探しは、お店の外に求人の張り紙がしてあったら、CVを持って飛び込むそうです。なんともアナログ。でもそれが確実っぽいです。

私はというと、インスタで見つけました。そこはラーメン屋さん。外から覗いた限りでは日本人っぽい人はいない。とりあえずメールで連絡をすることにしました。「こんな感じの文章を送ろうと思うんだけどどうかな?」と英語の上手な友達に相談したら見事に全部リライトしてくれました(ライティングは本当に難しい😂)。その完璧な文章のメールを送り、無事にお店とコンタクトをとることができました。

CV(履歴書)を渡してみる

翌日に食事を兼ねて、CVを渡しに行きました。まぁ初めてなのでダメ元です。すると、とっても優しそうなスタッフ4人が私を迎えてくれました。CVを渡して「私はシェフの仕事はしたことはないけど、母親だから日本料理を作ることができます。でも日本料理だけです」というと、「私たちはその日本料理を求めているよ」とニコっと笑ってくれました。「ありがとうございます!」と、日本人の癖であるペコペコと何度もお辞儀をして店を出ました。

ちなみに授業で先生が言っていたのですが、アイルランドは面接で年齢を聞くのは違法なんだそうです。年齢と国籍と病歴も聞いてはいけないようです。ああ、だから年齢を聞かれなかったのか。あとは国の差別とかもないようにして仕事だけにフォーカスした採用になるようにしているんだろうなと思いました。

その夜、お店から「今日はお店に来てくれてありがとう。君に会えてよかった。トライアルで一日やってみませんか?」とメールが来たのです。ということで、指定の日にトライアルでバイトをすることになりました。

撃沈のトライアルバイト

約束の日にお店に行きました。優しいスタッフに手取り足取り教えてもらいながら、必死に調理の補助をしました。役に立ったか立ってないかさっぱりわからないけど、そりゃまぁ真面目に働きましたよ。それよりも自分にガックリしたのが、他のスタッフの会話に全くついていけてない自分がいること。アイルランド人はもちろん、他のスタッフはブラジル人だったりオーストリア人だったりしたのですが、彼らの英語がとにかく速い。何を言っているんだかわからない。最初は必死に耳を傾けていたけど、途中から諦めてひたすら野菜を切ってました。

不採用の連絡

その後、お店から連絡があり、他にも別の日本人からも応募があってそっちの人を採用したいと言われました。その人は医学部で勉強をしている21歳の女子大生。10年以上フランスに住んでいるから日本語はあまり上手じゃないけど、英語が上手なお嬢さん(おそらく日本人顔)。そんな才女にこのおばちゃまが勝てるわけもなく不採用。そりゃそうだ。人生そんなに甘くない。

そこで思ったのは、働くうんぬんよりも前に、もっともっと英語の勉強しないといけないなということです。

さらに友達からアドバイスされたのは、日本人を雇ったことがある店がいいとのこと。そしたら日本人の良さ、日本人の扱い方が店側も理解しているので入りやすいそうです。なるほど。ま、店探しは次回また海外に来たときにトライすると言うことにして(一旦後回し)、もっと英語の勉強を地道に頑張ります。というか、これはいい経験になりました。でもいずれ海外で働きたいという気持ちは変わってないです。へこたれない私。

さっくりイギリスへ

ダブリンから1時間。さっくりとオックスフォードとロンドンに行ってきました。さっくりというところがなんだか嫌味なくらい贅沢。初ロンドンだったので、定番コース巡りをしました。ピーターパンの世界です。

ウェストミンスター寺院。
おもちゃの兵隊さんみたいだけど、実物は背も高くて体格が良くてかっこよかったです

そしてアイルランドとイギリスはハリーポッターファンにはたまらない場所です。

ハリーポッターで見たところだーーーって感じです。ここはオックスフォード大学の食堂として今も使っていると言うのだからすごい。まさに映画の世界です。

私が一番感動したのはバンクシーの絵!生で見れて感動。バンクシーがここにいたんだ!ここで描いてたんだーって感じです。

これは高級ブティックが立ち並ぶストリートの路地裏の高いビルから「買い物カート」と「落下する女性」が描かれています。消費にとりつかれた人を皮肉った絵みたいです。
こちらはエクスティンクションレベリオンのロンドン基地に地面に座っている少女の横に「この瞬間から絶望が終わり、戦術が始まる」と描かれているみたいです。工事中で近くからは見れなかったけど、絶滅への反逆というメッセージが込められているようです。
アビーロード横断歩道Abbey Road Crosswalk

私もビートルズにもなりきって何度も何度もこの横断歩道を渡りました。ひっきりなしにみんな渡ってます。ロンドンたのしー。

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