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おかん留学②超ホームシック!マルタに帰りたい。

ダブリン留学が始まりました。私が留学先にアイルランドを選んだのは、フレンドリーな国民性とギネスビールがあるからです。ビールを飲みながらフレンドリーな人たちと会話をしながら英語を学ぶ、そんな感じをイメージしていました。
が、しかし!行ってみたら全然雰囲気が違う。

ダブリンは都会 than Malta

なんというか、これはフレンドリーなのかな?街は普通の都会(マルタと比べちゃうから全てが都会に感じる)。ビジネスマンが行き交う街という感じ。そして学校に着いたら教室内がシーンとしてる(人がいるのに。ノートPCで仕事してる人もいる)。そしてレディーファーストじゃない。ドアを開けて待ってくれる男性はいません。みんな自分が通ったら、バタンとドアは閉まります。当たり前っちゃー当たり前なんだけど、「あれ???」って感じです。

マルタにいる時は男性が先にドアを開けて、そのままドアを押さえて待ってくれていました「どうぞ!レディーファーストだからね!ウインク!」みたいな感じ。たとえそれが友達じゃなくても。

ダブリンはフツー。いや、フツーだからそれが悪いわけではないけど、あれ??と拍子抜けした感じです。

まず、ダブリンは都会です(マルタと比べて)。オフィスビルもカフェもレストランも可愛い雑貨屋さんも洋服屋さんもたくさんあります。何よりアジアンスーパーマーケットがめちゃくちゃあります。日本料理屋さんもなんちゃってではなく、ちゃんとした日本料理屋さんです。まぁ美味しかったし、日本人が働いています(マルタで日本人の従業員に会うことはほとんどなかった)。

ダブリンの物価は高め

スタバじゃない小さなカフェのコーヒーが一杯3.5€。お店が悪かったのかもしれないけど、マルタは1.5€だったから2〜3倍です。ギネスビールは6.5〜8€とかなので日本の生ビールより少し高いかな?って感じです。
でも服は安いと思いました。ファストファッションだと思うPENNEYSとかはほんとに安いし、可愛い。ユニクロ高いよ!って感じがしました。

ちなみに家賃はマルタの2倍以上です。東京も家賃が高いというけど、同じくらいかそれ以上に高いです。日本みたいに狭くはないので、そこはマシかな?日本でいう1ルームマンションはなさそうです。安いところになると1ルームじゃなくて、1部屋に16人のベッド(2段ベッドが8個)があるような感じになるみたいです。それは流石にちょっと辛い!ってことで、家賃はやっぱり高くなってしまいます。ということで私は学校の学生寮に住んでいます。

ダブリンにいる人たちの性格

何よりダブリンにいる人のキャラクターがマルタにいる人たちとは全然違いました。クラスメートはフランス人、イタリア人、ブラジル人、韓国人、オーストリア人というラインナップ。この辺りの国ならマルタでも会っていますが、タイプがなんだか全然違います。
まず、マッチョが少ない。なんかシティボーイに見える。しゃべらない。会話が続かない。真面目。ジョークを言わない。
留学あるあるの「どのくらいダブリンにいるの?」「なぜ留学しているの?」という会話。

Q「どのくらいダブリンにいるの?」
A「2週間」
Q「なぜ留学しているの?」
A「英語を向上させたいから」
 「・・・・・・・」

That's allで会話が終わってしまいます。最少の言葉だけです。
マジか!もっと話を膨らまそうよ!

他の人に話しかけても対してなかなか話が膨らみません。マルタで簡単にできたことがここでは通用しない。違う世界なんだ。そう感じました。

たとえ母国が同じだとしても、リゾート地のマルタを選ぶ人、都会のダブリンを選ぶ人で性格が違うのかもしれないと思いました。日本でも沖縄の人と東京の人ではタイプが違うように、マルタとダブリンは全然違いました。


ダブリンはブラジル人だらけ

マルタにはコロンビア人がめちゃくちゃいました。でもダブリンはブラジル人ばっかりです。そしてブラジル人は日本人・日本食が好きです。とても日本に関心を持ってくれる人が多いように感じます。これはマルタにはいなかったタイプ。マルタには「僕は日本が大好きなんだ」というのはほとんどおらず、たまに言ってくれるのは大体トルコ人でした。他の国の人は日本にあまり興味なし。

ブラジル人は「日本に行くのが僕の夢なんだ」「日本はひらがな・カタカナ・漢字の3つのタイプの文字があるんだよね。僕の名前を書いて!」と言ってくれます。これはありがたい。ブラジル人がいてくれてまだよかった。

初めてのホームシック

ダブリンに着いてから寂しい思いを日々しているのですが、マルタのいろんな友達が「Helloおかん、元気?」「ダブリンはどう?」「私はあなたがいなくて寂しいよ。会いたいよ」と連絡をくれます。それを見るたびに私は「マルタに帰りたいよ」「あなたに会いたいよー。寂しいよ」と泣きついています。またもやメソメソ。泣き虫おかん再来。

「どうしたの?」と心配して友達がたくさんメッセージをくれたり、電話をくれたり、ボイスメッセージをくれたりして、その度に私はメソメソと泣いています。あぁマルタは本当に楽しかった。

そしてマルタの友達が「心配ない!あなたならすぐに友達ができる」「まだ1週間だからこれからだよ」「おかんは素晴らしい人でカリスマ性がある人なんだから大丈夫」「次のステップに行くためのトレーニングだと思おう」「マルタに戻っておいで」たくさんの優しいメッセージをくれます。私はダブリンに着いてから1週間で強烈なホームシックになっています。マルタのみんなに会いたい😭 I miss my friends

人生トントン

これは私の座右の銘?私がいつも思っていることです。楽しいことの後には試練があり、苦しいことの後には必ず楽しいことが待っている。マルタは楽しすぎました。私がこんなに幸せになっていいのか?と思うくらい楽しかったんです。だから今が本当に辛いんだと思っています。ということでマルタは人生の頂点で、今は人生の谷底にいます。ここから楽しくなるのか超不安です。でも頑張るしかないので頑張ります。

贅沢なダブリンの学生寮

同じフラットメイトと共有で使うリビング。6人で使います
キッチン。この時は散らかってました。でも十分すぎるくらいに広いです
エントランスを入ったところにあるカフェ。平日は無料で朝食を食べることができます。
学生寮全体で使えるゲームスペース?
パーティーの時はここが使えます。これなら大勢呼べます(友達いないけど)
シアタールーム(おいおい、すごいぞ)
中庭に卓球台もあります。あとジムもありました。アイルランドの学生寮はすごい。
個室はこんな感じ。ベッド・デスク・シャワールーム・トイレがついてます。十分すぎです。


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