以前友人ととあるライブイベントを見に行ったのですが、そこに出ていたバンドが衝撃的でした。

そのバンドの名前はバーレスク・エンジンといって古いバンドだったのですが、曲の歌詞の単語がめちゃめちゃ少ないんです。

例えば「サイドカー」という曲があるのですが、この曲「サイドカー」と「サイド」「ワイド」しか歌詞がありません。動画があるのですが、昭和的な雰囲気を狙っているのでやや閲覧注意なところがあるのでご注意下さい。5分16秒あたりから曲が始まります。

また、「謎の女シャドー」は語りがあるので単語だけとは言えませんが、歌っている部分は「シャドー、謎の女シャドー」しかありません。

しかも語りもよく聞くといろいろ変です。「悪いやつらをダメージする」って倒さないのかい！とか「鏡に映った姿はサウスポー」とか。語感の雰囲気優先な感じです。

一緒に行った友人は当時作詞に悩んでいたので「これでいいんだ！」とめちゃテンション上がっていました。

でもこういったネタ的な曲（？）だけでなくおしゃれっぽい曲でもこういったものはあります。

自分が知っている曲だとトーフビーツの「朝が来るまで終わる事のないダンスを」は出だしこそ歌詞がありますが、その後「朝が来るまで終わる事のないダンスを　朝が来るまで終わる事のない音楽を」の連呼です。

歌詞ってちゃんと書かなきゃいけない的な雰囲気ありますが、単語連呼の歌詞も曲次第であるのだと思います。作詞に困ったらこういう方法もありですね。