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1週間で弾ける!アドリブ入門

おすすめのギターの教則本についての記事を見ました。

この記事を読んで自分が買った教則本の事を思い出しました。

自分はギターの教則本は2冊買いました。一冊は題名は忘れましたが、ファンクギターのカッティングの仕方の教則本です。ところが当時の自分はカッティングのやり方の前にリズム感鍛える方が先だったようであまり覚えていません。

もう一冊、自分がギターを始めたばかりの時に教則本がこの記事の題名の「1週間で弾ける!アドリブ入門」です。自分はギターをコピーするよりアドリブが出来るようになりたかったので、この初心者向けと書かれたこの教則本を買いました。

この本は1週間でと書いてあるだけあって、1日目、2日目・・・と7日間それぞれに内容が違い、日付が増す毎に内容がレベルアップしていきます。

細かい内容は忘れましたが、7日目になるとタッピングやらスィープやら、とても初心者が1週間で弾けるわけない内容でした。当然自分は到達出来ませんでした。今もです😀

ではこの本が役に立たなかったというとそうではありません。この本の3日目にはマイナーペンタトニックスケール(以下ペンタ)の解説と使い方が書かれていたのです。

古いロックが好きな自分にはペンタは適当に弾いてもそれっぽいフレーズになる魔法のスケールで、ペンタ知ったその日からそればかり弾き、「1週間で弾ける!アドリブ入門」はその後読む事はありませんでした。

その後フリージャムばかりやっている人たちと出会い、いろいろ鍛えられ今では自分でもよくわからないスケールや音を出したりしますが、基本は今でもペンタだと思います。

自分の基礎が出来たという意味ではお値段以上の価値がある本なのですが、今は検索しても出てきません。考えてみれば1週間でアドリブは弾けるようにならなかったし、初心者にスィープとか無理だし、題名に偽りあり、むしろ詐欺に近いものを感じるので、そういった事情で絶版なんでしょう。

でも自分はこの本に感謝しています。「1週間で弾ける!アドリブ入門」を書かれた作者様、わりと適当な内容でしたがこの本のおかげで、わりと適当なアドリブが弾けるようになりました!ありがとうございました!

頑張ります!