当て逃げもとりあえず一段落したのでここ数日をまとめてみました。
警察が来ても認めない面倒くさいタイプが加害者だとこうなるのかって参考になるかも。

10/17
9:55前後　
　立体駐車場にて当て逃げ発生。バック駐車中にぶつける。その後一度駐車し直し、被害を確認後に逃走。
被害車両の正面に駐車していた方が一部始終を見ていて、お店のほうに知らせてくれて事件発覚しました。

10:20頃
　警察到着。現場検証、目撃者の証言など確認後にお店の防犯カメラにて犯人の車両とナンバーなど確認。プライバシー保護の為、私には情報は教えてくれず。（これくらいのことがわかりましたよって情報はお店の方から確認。）
　午後から被害車両の修理見積もりの為修理工場へ。思った以上の金額に苛立ちが…。

10/18
　朝、犯人の自宅に警察が訪問。事件について確認も容疑を否認。その為、両者の車両の被害確認の為に後日警察署にて顔合わせすることに。

10/20　午前中
　管轄警察署へ。署内へ向かう途中犯人らしき人に話しかけられる
「お金払うんで示談にしましょう」
この時点で怖い。普通は謝ってくるものだと思ってたが…。とりあえず意味不明なので
「そういうことはとりあえず話が終わってからにしましょう」
と突っぱねて署内へ。
　警察二人の立会による両者の被害箇所のチェック。キズ、塗装など確認（恐らく目撃証言、防犯カメラなども踏まえて）の結果、間違い無いということに。ここまで犯人からの謝罪などは一切なし。正直当て逃げしておいてこの態度は予想してなかった。態度を見かねた警察官一人が犯人を少し離れたところへ連れていき現状の説明と説教。その間、私のほうからも事実確認。目撃情報、防犯カメラなどからの情報と一致することを確認。（この時点で私自身も被害者なのに被害当日と本日余計な時間取られて正直かなりイライラ…。）
　一通り終わって最後に相手方の連絡先などを聞く。任意保険には入ってるそうなのでそこだけは少し安心。警察に促されてここで初めて謝罪してくる。が
「でも平日パチンコしてるような奴が〜」
とかいきなり言い出してあわてて警察が制止。この時点で全く反省してない。というか話どころか常識が通用しない相手に不安になる。
再び警察官二人による説教モードに突入。終了後「早く帰ってください」と促されて犯人帰宅へ。私も警察官と少し事件について話したあとで軽く談笑して帰宅。たったこれだけでももう疲れがやばい。

10/20　午後
　保険会社から連絡が入る。事故について修理などの話を進めようとする保険会社に対して何かおかしいと思い
私「今回の事故について詳しく聞いてますか？」
保「駐車中にぶつけてフェンダーに軽くキズがついてると伺っています。」
私「当て逃げなんですけど。キズどころか大きい凹みで、さらにバンパーにもキズ凹みがついてるんですが？」
保「すみません。今始めて聞きました…」
と全く説明もしていなかった。とりあえず事件の日付など伝えると3日前ということも聞いてなかったようで
保「確認後改めてお電話します」
もうこの時点で不信感MAX。妥協したくない気持ちと早く忘れたい気持ちが。

　1時間後にまた着信。
保「確認とれました。言われていたことが事実でした」
私「こちらとしては〜」
の流れで既に取っておいた修理見積もり、見積もり業者、こちらの損害日数に対してどうしてくれるのかなど伝える。ただ通常物損事故では修理、代車、評価損程度しか保証されないのであまり強くも言えない。一度保険会社持ち帰り後、再度電話。
保「犯人さんは損害に関して大きい金額くるなら裁判すると言っている」
私「この時点で全く反省すらしていないことがわかりました。正直不信感しかないです。」
正直裁判という単語がいきなり出てきてちょっと笑ってしまったけど、保険屋もそのあたりはわかってるようでその後犯人さんを説得。修理業者への被害箇所確認も済ませたと報告。

　事故から1週間、修理はまだこれからですがようやく一段落しました。当て逃げの検挙率が低いのはわかっていたのでかなり不安でしたがなんとか解決まで来たので一安心。防犯カメラのみでも特定できた可能性はありますが、正直目撃者がいた、並びに報告が早かったというのが大きかったです。でなければ詰んでいた可能性がかなり高かったと思います。これに関しては目撃者のおじいちゃん感謝しきれません。
　犯人に関しても最後まで当て逃げしたという事実を飲み込めていない感じが本当に残念でした。警察にあれだけ言われてもずっととぼけた感じで、「これだけ強く言っても全く響きませんね…」と言っていたくらいでした。刑罰については恐らく当て逃げの点数が合計7点なので30日免停になると思います。正直逃げ得なんじゃないの？って思っちゃいますね。逃げなくても保険でなんとかなるでしょうし…その他とにかく相手に迷惑かかって面倒くさいです。
　未だに被害箇所を見た時に血の気が引く感覚は忘れられませんが、今後似たようなことがあった時の勉強代と思っておくことにします。