3分解説:明日の大統領選公開討論会の見どころ!

さぁいよいよ始まります。大統領選挙の公開討論会!
アメリカ中のBarで「Watch Party」が企画されるほど熱気に包まれる今回の討論会。その見どころを3分くらいで解説します!

公開討論会とは

だいたいアメリカ国民の3人に1人は見ているわけです、明日の夜。
ちなみに、東海岸時間の夜9時−10時半という遅め時間に設定されているのは、時差のある西海岸の人も夕方以降にWatchできるからです。

質問は主催者にすら事前に伝えられず、第一回討論会の司会者であるLester Holtだけが決められるんです。ちなみに、Lesterは久しぶりの黒人の司会で、共和党員でありますが、民主党予備選挙の討論会の司会を務めた人でもあります。

こんなに大事なイベント、他にも大統領候補はいるはずなのに、どうしてヒラリーとトランプだけなのでしょうか?

というわけで、泡沫候補がバンバン出てきて討論がぐちゃぐちゃにならないように、一定の線引をしているわけです。
では、概要の最後に主催者の正体を暴こうと思います。


何を語るのか

さて、では公開討論会では何が語られるのでしょうか。
従来は、「社会政策」、「経済政策」、「外交政策」の3つのテーマを軸に討論が展開されていましたが、今回はそのテーマが変わりました。(とはいえ、テーマを見てみると、念頭に置かれているのは上記の3テーマな気がします。)

まずは"America's Direction"「米国の方向性」です。
ここでは総論的、大局的な「アメリカ合衆国が目指す国の形」が語られるでしょう。ヒラリーさんは"Stronger Together"、トランプさんは"Make America Great Again"のような形で、この国の方向性を示すのだと思います。
「支配階級層への反発」が今回の選挙のポイントになっている以上、そこへの言及も避けられないと思われます。
また、従来はここで銃規制やマイノリティ政策などの社会政策が語られているため、そういった社会像も提示することが求められます。

第2のテーマは、"Achiving Prosperity"「繁栄の実現」です。
おそらく従来は「経済政策」とされていたトピックかと思われます。特に今回問題となるのは、TPPへの態度、課税/再配分政策、雇用の実現、経済成長などでしょう。ここは共和党と民主党が小さな政府、大きな政府で最も理念的に対立するところであり、鋭く価値観の対立が起きるかもしれません。

そして最後のテーマは、"Securing America"「米国の安全」です。
これは従来「外交政策」として扱われていたトピックでしょう。
つい先日もニューヨークとニュージャージーで爆発事件が起きたばかり。対テロ政策や同盟国との関係、中東への対応、ロシア、中国との関係など、覇権国家アメリカの軍最高司令官として問われるべきことの多い問題です。
特にトランプ氏の外交政策はこれまで実現不可能とも思える過激な発言が多かったことから、具体的な政策発言が飛び出すのかも注目です。

では、最後にそれぞれの陣営の作戦を見て、終わりにしましょう!

各陣営の作戦は…?

僕は明日はソルトレイクシティで開かれる公開討論会の「Watch Party」に行ってまいります!生中継ができるかはわかりませんが、動画を撮影して、後ほど皆さんに雰囲気を共有したく思います!

それでは!

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