「子どもたちの学びやすさを生かす」なんて、簡単なことではない。

今日お借りしたタイトルイラスト。ステキだな…。生まれ変われるなら、イラストレーターになりたかったと、本気で思う時がある。こんな絵が描けたなら…。そして、昔から青が好きだ。清々しさも、悲しみも、表せられる青の色が…。

2020.07.13
どんよりした空から始まった1日だったけれど、子どもたちが帰るころには、青空も見え始め、気温も高くなった。休み明けの月曜日。もう少しそのあたりを意識した一日にすべきだったかな…。

1時間は、国語。テストの返却とミニ作文、「朝の5分間連続声ドラマ」、新単元の新出漢字。ポイントだけをミニレッスンのように示して、その後学習の仕方は、子どもたちのやり方に任せる。

個々によって学び方は違うことを何とか形にして、子どもたちの学びやすさを重視した取組にしたいと思っていることの一つ。
ただ、子どもたちのやり方を見ると、やはり「やるだけ」になっている感じがある。これまで何度も、バリエーションを伝えてきたはずだが、ボクの力不足。

2時間目は、外国語。自分の宝物を英語にし、会話する学習。

3時間目は、社会。歴史の1時間目。46億年前の地球誕生を50メートルのメジャーを使って、46メートルに位置付け、みんながこれから学ぶ日本の歴史は、どのぐらいの場所かをネームカードで予想。
有名な実践の追試。毎回子どもたちは、驚くが、今回も、現在からほんの数センチ前で人間は生まれ、1ミリにも満たない間のことを学んでいくことに、多くの子が驚く。46メートルの距離を実感すれば、その驚きは、もっと大きくなる。

4時間目は、算数。先週の反省を生かし、もう一度分数のわり算の意味を確認し合う。その後は、習熟。どんどん進める。

5時間目は、家庭科。生活時間を見直す具体的なプラン作り。

6時間目は、音楽。今回もミュージカル。今回は、「SING」。知っている子もたくさんいた。もっといろんな歌に興味を持ってくれるといいな。

今日の2時間目も思ったが、「1人1人の子どもたちの学びやすさを生かす」なんて言葉はカッコいいし、目指したいことだし、目指すべきことなのは間違いない。

でも、そんなに簡単ではないよなと思う。

自分で「この学び方が自分に合っている」と見つけている子もいれば、もちろんなかなか見つけられない子もいる。
「これが自分に合っている」と思っていても、周りから見ると、かなり効率が悪い場合だってある。
ボクが良いと思って、選択肢を出しても、その子にあっているかどうかの判断が難しい時もある。他にもいろいろだ。
そう考えると、本当に難しい。

でも、一つだけ確実に言えることは、子どもたちは、ゼロから自分に合う学び方は見つけられないということ。
友達との関わりや、ボクからの提示などを知ったり、経験したり、比べたりしながら、見つけていくものだと思う。

今日のアルバム。こんなバンドが北海道のバンドであることを誇りに思う。


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