妊活~妊娠そして初期

2023年1月1日。
実父が毎年おみくじをひいてきてくれて、それを家族でひき直すのが恒例行事。
実父・実母・旦那・私の4人で順番にひいていく。
旦那と私は、ひいたくじの運勢を見せ合った。
私たちはいつも、何吉だったのかと、仕事運などしか確認しない。
でも今回は、二人ともひとつの運勢に注目した。【出産】について。
どちらのおみくじにも、【安産】と書いてあった。

私は元々、子供を欲しがったことはほぼなかった。旦那に1度だけ、
「子供ほしい?」と聞いたことがある。
その時旦那は、「ほしいかも」と言っていた。

それを思い出して、おみくじに二人とも【安産】と書いてあるのはある意味運命かもと思った私は、旦那に1年間だけ妊活してみようかと提案した。

1年間というのも理由があった。
・今年の運勢に【安産】とあったから
・30歳になる節目だったから

1年間の間に出来なかったらつくらない。
今思えば、3月までに出来なかったら、その年中に出産できてなかっただろうなと思っているがその時は妊娠の流れを知らなかった。

私たちは運が良く、2月1日に妊娠検査薬を使用したところ、うっすらと2本線がでてきた。
12月26日に、実家の愛犬が亡くなったから、きっと来てくれたんだ…と思った。(真剣に)

病院にいき、検査をしてもらい正式に妊娠していると分かって、今まで子供をほしいと思ったことがなかったのに、来てくれるとこんなに嬉しいものなのかと思った。

翌週には貧血気味に加え、吐き気も伴った。
これが巷で噂の悪阻というものか。
悪阻の状態は苦しいけど、お腹の子が生きているという証明な気がして嬉しかった。

1週間程して、嘘みたいに悪阻がなくなった。
不安で仕方なく、病院も予約した日より前倒しにしてもらった。
結果問題なく育っていたけど、生きた心地がしなかった。
とにかく、元気に生まれてきてくれたらそれでいい。そう願わずにはいられない日ばかり。

続く

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