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【発達障害ASDの長男#13】中学校時代の人間関係トラブル3連発!

長男は、ASDとADHDグレー、発達性協調運動障害、軽度知的障害が先天的にあり、思春期の頃から、チック症を発症し、そのまま改善されずトゥレット症になりました。現在は20歳で、働いています。

前回の続きです。

男友達との不穏(1本のクレーム電話)

中学へ入学し、しばらくは順調に時が過ぎた。友達も少しづつ出来てきて、学校生活にも慣れ、私も気が抜けてきた頃。。

同じ電車で通っている友達のお母様から私の自宅に電話がかかってきた。

頭の中は、「?」だらけだったが、どうやら内容は、クレーム。

内容をまとめると、

「うちの息子がおたくの息子さんと一緒に通学するのを嫌がっている。なぜなら、聞きたくもない内容の話ばかりされている。息子がその話をやめてくれ、と言っても聞いてくれない。」

というもの。もっというと、ちゃんと療育を受けてきたのか、とかお子さんの特性をちゃんと理解しているのか、あーした方がいい、こーした方がいい、とか散々言われた😱
(余計なお世話だよっ😤っていうか、まず学校通してくれ〜〜〜!)

とりあえず、息子に話を聞くが、全く話が伝わらないし、伝わってこない。

で、担任に電話。内容を聞いてもらうようにお願いした。

早速、担任が両者に話を聞いてくれた。

どうやら、その友達と息子は、全く趣味が合わないらしいのだが、うちの息子は自分の趣味をその子に永遠に話す、友達もそれが好きだと勝手に勘違いしていた。

確かに、うちは療育らしい療育は受けていない。友達ができたこともあまりないから、人間関係のトラブルにも良くも悪くも巻き込まれたことがなく、人生初のトラブルに今、まさにハマっていた。なので、親も子もどうしたら良いのかわからない、というのが正直な気持ちだった。

とりあえず、学校に任せた。

そこから少しづつ、毎日の面談の時に先生が話を聞いたり、伝えたりしてくれた。

ちなみに息子はその時にどんな話をしていたのか。「好きな女の子」の話らしかった。ま、要するに、「女の子」の話をしていたらしい。笑

でも、その友達はそういうことに興味が全くなく、電車の話をしていたかったらしい。。

息子には、自分がいいと思った話が必ずしもみんなが好き、という訳でない、という事を伝えた。だけど、本人は、どうしても話を止められないのだった。

結果、、、通学路線を変更することになった。
まさに「環境を変える」作戦。

でも、ゆくゆくは変更しようと思っていた(そちらの方が混むけど、断然近い)ので、いいタイミングだということになった。本人も路線変更に賛成した。

通学路を変更したら、とりあえずそのトラブルはなくなり、しばらくすると新しい通学仲間ができ、そちらとは「その話」はしないように、息子、頑張っていたらしい。トラブル話は聞かなくなった。

メールでのトラブル

まだまだ起きるトラブル。

今後は、メール。中2くらいだったかなぁ。まだガラケーの時代で、LINEなども当然なく、メールか電話が主な通信手段だった頃。

メールはLINEのように「既読」がつかないため、息子はメールを送った後に、返信が返ってこないと、返ってくるまで、何度もメールをしていたらしい。

これが、、また、女の子に。

中2くらいから、息子の、「女の子大好き病」が発病した。

これは重症で、本当に将来を心配した。

クラスのある女子に恋をした息子は、その子を待ち伏せしたり、メールを何度も送ったり、とにかく、「しつこい、きもい男」になっていた。

とうとう、先生からも、「女の子の親御さんから話がありました」と、入学して、2度目のクレーム。

その女の子は別の子が好きで、無論、息子は片思い。それに気づかない息子。両思いだと勝手に勘違いしている。これはまずい。

息子に言って聞かせる。

「メールは返事が来てから返すこと。それがメールのルールです。待ち伏せはしない。会いたいなら、事前に時間と場所の約束をする。それが人に会う時のルールです。断られたら、会うのは諦める。悲しいね、悲しいけど、断られたら、ダメなの。」

これを、何度言ったでしょうか。。

学校の方では、先生が仲介し、女の子にしっかりフってもらったらしい。

息子、落ち込む。激しく落ち込む。明らかに元気ない。でも少しづつ理解できてきた。そして、さらにその女の子は別の男の子と付き合い始め、ちゃんと理解できたらしい。

その子にメールをしたり、待ち伏せをすることはなくなった。。良かった。。

しっかり、フってくれたのが良かったのかしら。

女性問題、まだあった。

これは中3くらいの時だった思う。

息子に彼女ができたらしい。一緒に帰ったりしているらしかった。付き合ったといっても、さほど長い付き合いではなく、2〜3ヶ月だと思う。

また、学校から電話がかかってきた。はぁ、、今度はなんでしょ?

「息子くんが、女性問題でモメてまして。。。」

「え?女性問題?」

どうやら、うちの息子が二股をかけて、あろうことか、鉢合わせしてしまい、その女の子2人にコテンパにやられたらしい。

笑っちゃいけないけど、笑っちゃったよね。

もう、アホかいな。

これもね、二股ってさ、そもそもダメなのに、どうして?と聞いたら、どっちも良いと思った、って。幼稚ですね。本当に。

最初二股のお二人にコテンパに言われた時に、なぜ怒られるのかわからなかったらしく、二股が何故ダメなのか、ということも説明しました。

付き合うなら、必ず1人!他の子も良いな、と思ったら、その子とは別れましょう。ということも教える始末。

それ以来、息子は「女性」は、もう、コリゴリになった。

でも、そこから少しづつ男友達との仲が深まるようになってきた。

高校に入って、ようやく今も付き合いのある仲の良い男友達ができた。

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中学時代の3年間は、他にも細かいトラブルはありましたが、とても記憶に残るトラブルはこの3つでした。

あまり参考にはならないかもしれませんが、思春期特有のトラブルかな、ということで思い出しながら書いてみました。

長くなりましたが、最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。

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