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29年目の鎮魂 ~阪神・淡路大震災から~



はるかのひまわり絆プロジェクトの活動を通じて出会った方々との集い

<2024.01.17 5:46>
 今年の阪神淡路大震災1.17のつどいは、前日の設営ボランティアに、大阪市立大江小学校の先生が、子どもたちが震災への想いを描いたパネルを持参され、紙灯籠への設置を手伝った。同校は、昨年に開校150周年の記念行事で、はるかのひまわりの種を子どもたちの手紙とともにバルーンリリースし、その後、京都や名古屋の各所から生育の連絡があり、新たな絆が生まれた。

16日 会場設営
大阪市立大江小学校 H教諭

また、岡山県からはプロジェクトで使用している”やさしい気持ちのリレー”の言葉を、小学校3年生の時に創作したプロジェクトメンバーも、親子でボランティアに参加され、中学生になって初めて出会いを果たした。 

岡山県から

17日当日の朝5時に待ち合わせた、宮城県仙台市から参加されたプロジェクトメンバーの方と、岡山県の母子、地元のメンバーたちが集い その時間を共有した。 集った者は それぞれの想いを胸に刻んだことだろう

遠路 仙台市から

今年の紙灯籠の文字は”ともに”。
亡くなった方々のぶんも 毎日を 大切に ”ともに” 生きてゆこう!

”と”
”も”
”に”

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★ 『しあわせ運べるように』(神戸市歌)
 作詞・作曲:臼井 真

地震にも 負けない 強い心をもって
亡くなった方々のぶんも 毎日を 大切に 生きてゆこう
傷ついた神戸を もとの姿にもどそう
支えあう心と 明日への 希望を胸に
響きわたれ ぼくたちの歌
生まれ変わる 神戸のまちに
届けたい わたしたちの歌 しあわせ 運べるように

地震にも 負けない 強い 絆をつくり
亡くなった方々のぶんも 毎日を 大切に 生きてゆこう
傷ついた神戸を もとの姿にもどそう
やさしい春の光のような 未来を夢み
響きわたれ ぼくたちの歌
生まれ変わる 神戸のまちに
届けたい わたしたちの歌 しあわせ 運べるように
届けたい わたしたちの歌 しあわせ 運べるように
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◆ 集いの後は、会場から徒歩1分の「こども本の森 神戸」図書館で暫しの交流。
 今回出会えた方々は、絆プロジェクトのメンバーで それぞれの想いで活動をしてくださっている。 ぜひ!また会いましょう。

こども本の森 神戸
こども本の森 神戸

❤ <はるかのひまわり絆プロジェクト理念>・・・心豊かな故郷をつくろう!
「はるかのひまわり」を育て採取した種を配布する過程で由来を伝え、災害の悲惨さと共に命の尊さを再考する機会とする事で、「人の尊厳」と「人との関わりの大切さ」を知る感性豊かな地域社会を醸成する事を目的とします。

この理念は、心豊かな地域社会を創るために震災の体験と向日葵の命を紡ぐことで、命の大切さ、さらに手から手へと繋いでゆく人との関係性(絆)に気づき、防災意識の啓発とともに愛する故郷との繋がりを大切にする「心」を産み育てる取り組みであることを明文化したものです。 阪神淡路大震災由来のひまわりの種「はるかのひまわり」を生育する過程で、命の尊さを再考する機会とし、自己再生や復興。 また、身近な家族や友人を思いやる中での再生や復興。 さらに故郷の再生復興へと拡がることを願っています。

~ やさしい気持ちのリレー ~ 
 はるかのひまわり絆プロジェクトからお届けする種は、全国で咲いた、はるかのひまわりの種を再配布しています。 ですから、お届けする種には、はるかちゃんを憂う想いに重ねて、何層にも全国のメンバーの想いが重なりあった心豊かな種となります。

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時代の変化を捉え
これからの生き方を
考えてみよう!

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◎阪神淡路大震災1.17のつどい
https://117notsudoi.jp/
◎はるかのひまわり絆プロジェクト
https://www.kizuna-project.work/
◎慰霊と復興のモニュメント
https://www.city.kobe.lg.jp/a52374/bosai/hanshinawaji/fukko/monument.html
◎しあわせ運べるように
https://youtu.be/8SKIzHnCRuA?si=WdRLydOXL1l-je-p

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