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「ヒト」・「モノ」・「カネ」・「情報」に次ぐ第5の経営資源を活かす



多様な他者と価値を共に創る「共創コミュニティー」という”場”

★今日は共創の時代・・・サスティナビリティ(128)

<株式会社テイラーワークス>
 2018年に設立され、東京都渋谷区に本社を置き、ソーシャルコミュニティプラットフォーム「TAILOR WORKS」を運営する企業で、資本金約3億3千万円、従業員約30名(フルリモート勤務で全国に居住)の情報・通信サービス業だ。

同社の提供するソーシャルコミュニティプラットフォーム「TAILOR WORKS」は、オンライン上でビジネスマッチングを行うサービスで、現実的なビジネスマッチングに至るまでのノウハウやプロセスを体系化し、オンライン上で再現することができるプラットフォームだ。
そこでは、「アイデアや社会課題について、多様なメンバーと対話できる」、「"共感"で繋がるコミュニティが形成できる」、そして「推進力のあるチームコラボレーションの実現を支援する」と標榜している。

例えば、地域企業とスタートアップがコミュニティをつくり、課題を投稿した地域企業に対してスタートアップが解決策を提案したり、地域企業がスタートアップに相談したりする。また、コーディネーターを介して課題解決に適したスタートアップを紹介してもらい、オンライン商談もできるなど、課題をベースにして、オンライン上で人と人とがつながる仕組みで、都会では困らない狭域でのリアルなビジネスコミュニティがオンライン上で実現できる。

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★ 創業者の難波弘匡氏は、前職でGoogleやTESLAなど大手外資のマーケティング支援に携わっていたが、地方でのビジネスに際し、地方では都会との情報格差や、地方のローカル文化があり、信頼関係を構築するまでの参入ハードルが高く、有益なテクノロジーがあっても、なかなか実際の導入には至らなかった。地方でのコミュニティづくりをどうにかして実現できないかと模索する中でヒントになったのが、フランスで開催されている欧州最大規模のテクノロジーイベント「Viva Technology(ビバテック)」だった。そこでは、企業がオープンに課題を明かし、それに対してスタートアップが解決策を提案するという取り組みが行われていた。

欧州最大規模のテクノロジーイベント「Viva Technology(ビバテック)」

そのアイデアを元に、地域企業とスタートアップのビジネスマッチングを行うテイラーワークスの設立に参画し、同社は静岡県や静岡銀行などが主催する2019年7月に開催されたイベント「TECH BEAT Shizuoka」に協力し、大きな役割を果たした。

その翌年、オンライン上でビジネスマッチングを行う「TAILOR WORKS」のβ版をリリースした。その開発には「TECH BEAT Shizuoka」の経験が生かされており、ビジネスマッチングに至るまでのノウハウやプロセスを体系化したという。

2019年7月に開催されたイベント「TECH BEAT Shizuoka」

◆ 昨今、「コミュニティー」が、「ヒト」・「モノ」・「カネ」・「情報」に次ぐ第5の経営資源と言われている。 古来よりあるコミュニティーは血縁・地縁の人の集まりで、自らの意志で選択し所属できるものではなかった。 その後ビジネスの場で、経済活動を中心としたコミュニティーもあったが、中央集権的な組織で、与えられた課題の解決を目指すものだった。 

❤ これらに対し、各参加者が共通の目的を持ち、社会課題の解決をめざしていくことができる、ステークホルダーとのパーパス※を共有しながら多様な他者と価値を共に創る「共創コミュニティー」という”場”が生まれている。
※パーパス=社会的存在意義

今、まさに 共創の時代が来ようとしている。

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時代の変化を捉え
これからの生き方を
考えてみよう!

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◎株式会社テイラーワークス コーポレートサイト
https://tailorworks.co.jp/
◎「Viva Technology(ビバテック)」
https://vivatechnology.com/
◎TECH BEAT Shizuoka
https://techbeat.jp/

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