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誰もがいきいきと社会で活躍し、持続する社会をつくる



「チャンス」を願い、一歩を踏み出そうと想う人々との伴走で貧困を救う


★今日は共創の時代・・・サスティナビリティ(76)

<一般社団法人グラミン日本>
 貧困や生活困窮の状態にある方々に低利・無担保で少額の融資を行い、起業や就労によって自立するのを支援するマイクロファイナンス機関。1983年にバングラデシュに設立されたグラミン銀行の日本版で、2018年に設立。シングルマザーやワーキングプアなど、働く意欲はあるが生活が苦しい人たちを対象としている。

マイクロファイナンス(小口融資)とは、貧困や生活困窮の状態にある方々に低利・無担保で少額の融資を行い、こうした方々が起業や就労によって貧困や生活困窮から脱却し、自立するのを支援する仕組みだ。

【コミュニティ】未来への想い・働く意欲を持った5人1組の互助グループをつくり、【育成】自立ために自分なりのゴールを定め、就労・起業に結びつけるところまでグラミンが寄り添いながら、体験型ワークショップに参加し、【金融支援】満20歳以上、条件をクリアした方に低金利・無担保、保証人不要の融資を開始し、【センターミーティング】月2回、5人組の互助グループが顔を合わせ、グラミンの担当者とともに、事業の進展や資金返済の状況、悩みを相談し合って、解決策やアイディアをシェアする。

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★ グラミン銀行は、1976年にバングラデシュの経済学者ムハマド・ユヌスによって創設されたマイクロファイナンス銀行で、貧困層に小額の融資を提供することで、彼らの自立を支援することを目的としてグラミン銀行を設立した。ユヌスは1974年、バングラデシュで飢饉が起こった際、42の家族に合計27ドルの小額融資を提供した。この融資は高金利のローンによる負担を軽減し、小額の支出のためも金貸しに頼らなければならない負担を取り除くことを目的とし、低金利で、かつ複利ではなく単利であり、利子の総額が元本を上回ることがないという特徴を持つ小額融資を多くの人が利用できることで、農村における貧困問題に影響を与えることができると考えた。
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ムハマド・ユヌス氏

◆ グラミン銀行と創設者のムハマド・ユヌス氏に2006年のノーベル平和賞が与えられた。受賞理由は「底辺からの経済的および社会的発展の創造に対する努力」である。 グラミン銀行は、世界中で次々に生まれてきたマイクロクレジット分野の多くの組織のアイデアと事業モデルの源になっている。
現在、世界40カ国以上で事業が展開され、開発途上国のみならず、先進国でも貧困削減に貢献している。 バングラデシュでは2,568拠点でのべ960万人を支援し、300億ドルを融資、99.85%の返済率を誇っている。

❤ 現在83歳(2023年現在)のムハマド・ユヌス氏は新たなアクションとして、炭素排出ゼロと貧困者ゼロ、失業者ゼロの3つのゼロを掲げ、12歳〜35歳までの若者を主体に、彼らの創造的な力でこれを実現していこうとする「3Zero Club(スリーゼロクラブ)」の活動の推進している。

「3Zero Club(スリーゼロクラブ)」


・・・何かを始めるのに年齢は関係ない!
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時代の変化を捉え
これからの生き方を
考えてみよう!

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◎GRAMEEN BANK(英文公式サイト)
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◎グラミンユーグレナ社(企業主導のソーシャルビジネスモデル)
https://www.euglena.jp/businessrd/socialbusiness/grameen/

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