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サヨナラに強くなれない あるいは この出会いに意味がある(乃木坂46)

昨日まではかっきーについて書こうかと思ってたけれど、今日(2022/11/04)の夕方に突如発表された齋藤飛鳥卒業について今回とりあえず書いてみる。あとから読み返すと「なに言ってんだか、ワシ」と思うかも知れないけれど、とりあえず書く。


去年の今頃はワシが乃木坂に気づいたきっかけの生田絵梨花さんが卒業を発表してたわけで、それを聞いた当時のまだ乃木坂についてよく知らなかったワシは「そうか、卒業するのか」程度の感想しかなかった。

あれから1年の間、次々と今の乃木坂をゼロから作り上げてきたメンバーが卒業していった。その間徐々に乃木坂について知識を蓄えていたワシは、その知識量に比例してメンバーの卒業に対して胸がつかえるような気持ちを抱くようになっていった。

で、齋藤飛鳥卒業である。

会社帰りの電車のホームで何気なくのぞいたスマホにあった「齋藤飛鳥卒業」の文字をみて、小さく声が出てしまった。樋口日奈さんや和田まあやさんの卒業発表のときにもショックを受けたけれど、齋藤飛鳥についてはそれ以上だった。特に熱心なファンではなかったけれど、齋藤飛鳥という存在はそれだけ乃木坂46にとって大きいものだということなんだろう。

年齢的に言えば決して不思議ではない。姉のように慕っていた橋本奈々未さんが卒業したときと同じ年齢で卒業することに意味を見出そうとしている人もいた。
ワシは漠然と年齢順に秋元のまなっちゃんが先に卒業し、次に飛鳥、最後にみんな大好き絢音ちゃんが残るんだろうと考えていたけれど、その予想は外れたわけですね。


少し前のInstagramでちょっと意味深な投稿をしていた飛鳥ちゃん。それに関するツイート対してワシは「まさか卒業しないよね」的なリツイートをしたけれど、寂しいことにそれがあたってしまったってわけですね。

まあ卒業は彼女が自分で決めたことだろうから、無関係のジジイがとやかく言うことではないけれど、これから彼女はどうするんだろうってのがとても心配です。


齋藤飛鳥って人はアイドルとしては非常に異質で、「アイドルとして媚を売ることを捨てた」(と自ら語ってた)ときからその非常に独特な魅力を発散し始めたと思ってる。ちがうアイドルグループにいたり、単独でアイドルやってたとしたら齋藤飛鳥という人は決して今のような存在にはなっておらず、ひっそりと消えていってしまったんじゃないかと思えてならない。

今の齋藤飛鳥という存在が成立し得たのは、1,2期生が作り上げてきた乃木坂46というグループがあったからこそに違いない。他人と深く関わろうとしない彼女をふんわりと包み込み、その個性を認め尊重してきた乃木坂46(スタッフ含めて)という存在がなければ今の齋藤飛鳥は存在しない。だからそこを飛び出したあとの齋藤飛鳥はどう生きていくんだろうかととても心配になる。

たしかに「ハマスカ放送部」という番組では彼女の独特の魅力が感じられてとても面白いと思うけれど、あれはハマ・オカモトという人がパートナーだから成立するわけで、普通のお笑いの人などが相手でガンガン突っ込まれたりしたならば齋藤飛鳥は黙り込んでしまってつまらない番組になりそうな気がする。齋藤飛鳥って人のとてつもなく分厚い取り扱い説明書を理解した上での対応か、天性のカンで押したり引いたり受け流したりできる能力を持つ人じゃないととてもじゃないけど扱えないだろう。

そんなわけで、乃木坂46という聖域を飛び出したあとに齋藤飛鳥がどんな活躍をするのか。雑誌・イベントなどモデルとしてのオファーはこれまで通りあるだろうけれど、彼女の流麗なダンスや人を喰ったようなトークを観たり聞いたりすることがこれからもできるんだろうか。

まあそんなワシみたいなファンの勝手な望みを叶えるよりも、おばあちゃんになってもあの”齋藤飛鳥”そのままであってほしいな。


さっき風呂に入りながら、様々に頭の中に浮かぶことを考え、それらについてもっと書きたいと思っってはいるけれど、いつもどおりなんだかまとまらない。
だから今回はここまで。

なにはともあれワシらは齋藤飛鳥と同時代を生きてきて、彼女の成長を見続けてこられたことはとても幸運だと思う。
特に「裸足でSummer」での美少女っぷりを見られたのは、この上ない幸せでしたね。

トップ画像は公式サイトからの11/05に「乃木坂配信中」で配信される新曲の告知なんだけど、11/06に「乃木坂工事中」で選抜発表するのに、それより前のこのタイミングでなぜ新曲を披露するのかという意図が全くわからない。
前後の順番ががたがたしてるけど、よっぽど急な話だったのかな。

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