見出し画像

有償GMの話③♪

 「有償GMの話②」に続き、実現する為の方法論。今回はオフセを中心にして問題をまとめた。▼下記を参照いただけたら嬉しい。

画像1


**

画像2

――――――――――――――――――――
―――――――――――――――
■有償オフラインGM・デベロッパサービスとメニューの話
――――――――――
―――――
 オフでは、「TRPGってコト消費の観点から、如何に参加者に優良席のラグジュアリー感で物語を楽しんで貰うか」が大事だと思っている。
 それはGMだけではなく、他のプレイヤーにも俳優ではないが、そう錯覚させるのが良いように思う。

――――――――――
●00。プレプレセッション
―――――

お金札束

★GMがPLを集める別途料金
・卓成立のコーディネート:『3,000円』
 (集まり切れるかの保障は無し。延長に月同金額請求)

和気あいあい

★TRPG作品(ゲームシステム)
・実績ある規制プレイ:『+1,000円』
・未実績の既成プレイ:『+6,000円』

ルルブ

★シナリオ
・実績ある規制シナリオ:『+1,000円』
・未実績の既成シナリオ:『+6,000円』
・自作シナリオ:『10,000円~』

書き込み

**

画像5

――――――――――
●01(部屋Aで行う):『+2,000円(1.0h)』
―――――

部屋A


・チラシ(トレーラー・今回予告)・前売り券の配布
・企画書(シナリオ開発経緯等、著者の葛藤の記載など)の配布

企画書

・キャラクター作成。トレーラー等キャラ作サポートの有無。ここ等辺オーディション風にするのがいいのかも。
・ゲーマーはゲームプレイする最低限のモノだけを用意してロッカーに閉まって貰って、部屋Bへ移動する。

 机の並びは、勉強会のように並べておく。下記のように二つを重ねる程度。
※極力、非生活空間に近づける為のモノと、映画前にパンフレットを読むようなモノ。

**

――――――――――
●03:(部屋B)プレセッション:『1,500円(1.0h)』
―――――

部屋B

・席順も先とは異なる並びになる。
・パンフレット(トレーラー・今回予告・企画・各キャラ情報込み・各ゲーマー情報込み)を配布する。
・互いにヒアリングしながら、このパンフレットにキャラクターの事など様々な事をゲーム中に書いていく方が思い出に残るだろうと思う

演劇

・そしてセッション前、パンフ読みながら、自己紹介&特番(●×役の▼△をやる予定でいますみたいな話をして貰う)。

・では部屋Cへ移動する。

 ・用意出来るなら…:挿絵絵記念品装備品など含めた3Dプリンタフィギア
 ・用意出来るなら…:ラフ立ちえ描写
 準備するが別途費用

 ここには机は基本なく、椅子だけが輪になって並び、自己の発表の場になっている(クリップボードは必要かもしれないが…)。

※極力、席を変えて、キャラクタについてヒアリングし合う場で、カウンセリングや傾聴に似た感じで全員がどのようなキャラクターで今日を楽しもうとしているのかを確認し周知する。

**

――――――――――
●04:(部屋C)メインゲーム
―――――

部屋C

※また席を変える。豪華で小さい部屋がいいと思うけども、GMがスタッフとして拍手しながらPLを席に誘導するのがいいだろう。
・席順も先とは異なる並びになる。:『6,000円(4.0h)』
・1人1人クランクインで拍手と共に、独り独りゲーマーが会場に挨拶をして貰う。
・セッション開始(時間管理)、「ONAIR」と分かるモノを点灯させる。
・セッション定期半分の時、アラームがなる。
・セッション定期3/4の時、アラームがなる。

・特急料金/延長料金/そのままか選択する。特急は急ぐが終わらない可能性がある。
・死亡したりシーンから逸脱した人には「クランクアップ」の花のお菓子を貰う。

 机の並びも輪を囲むように距離を置いて、ゆったり座る。

**

――――――――――
●05:(部屋B)アフターセッション:『1,500円(1.0h)』
―――――

部屋B

・パンフレット見ながら、各シーンを思い出しながら(録音も倍速にしながらなど)、シナリオ、GM、各キャラで想定していた事と違っていた事を伝える。
・セッションしてて、良かったと思う点を、シナリオ、GM、各PLに伝えられたら伝える。
・それぞれのパンフレットの裏に、サインと共に寄せ書きを書く。

※クランクアップした人達は部屋Bに戻って話すのがいい。終わったと自覚出来るしPLが語る場に相応しい。

**

――――――――――
●06:(部屋A)コト消費とモノ消費へ
―――――

部屋A

一番最初の部屋Aに戻る。机の上に商品などを並べる。
・シナリオの販売/権利の譲渡:販売
・録音の販売/権利の譲渡:販売
・与えたダメージ:販売
・受けたダメージ:販売
・全員の出目、いつどこでの履歴:販売

ここらへんはアイディアが必要だと思うけど、重要な売店になると思う。

**

★金額感
・1時間あたり1人1,500円~3,500円はとっていい。
・1セッション価格は「13,000円~30500円」。
 GMが高いと思うなら一人に対する価格を下げるか、場に対しての価格にして人数で割り感して貰うといいかもしれない。ただ一度決めた金額を一度下げたら上げにくくなるので気をつけた方がいい。

**

画像2

――――――――――――――――――――
―――――――――――――――
■まとめ・所感
――――――――――
―――――
 読んでいただくとわかると思うが、GMの技術が上手い下手の話ではなく、PLをどのように扱うのか。TRPGにおけるPLにセッションの特別感をどのように演出するのか、という点に焦点を得ている。

 遊び慣れたシナリオであったとしても、03や06ではいつもと違う回答になれる事を願っている。
 もし同じだった場合だったら「せっかくこういう雰囲気で遊べたのに勿体ない遊びをしてしまった」と思えるようになるのではないかと思う。

ただ…手が込み過ぎて、施設含めたサービス感になってしまった…。でもそういうのはコト消費には大切な気もする…難しい。


【関連記事】

つづく…かも……



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?