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あいつとアイツ 夏が呼んでいる

投稿が少し空いた。個人的には無理なくできるペースでやっていきたいと考えている。YouTubeの世代だからかそのような制作物は毎日投稿が基本なのかさえ思う。もう少しで夏休み。イベントが多い予定だ。投稿も増やしていけたらいいな、、、

~課題とテストから目を背け、その先の楽しいはずの夏休みを目指して~

さて、少し空いたといっても超個人的な話ではあるが怒涛の数日だった。
優しいのからいこうか。ES(エントリーシート)となるものをはじめてだした。私も就活生という、人生の一部の通過儀礼的なものに足を踏み入れてしまったわけである。なんなら、もう人体の一部は戻ってこないかもしれない。人体を生贄にしてまで私はここを抜けなければならない。正直、何も対策はしていない。ただ、通学の電車の中でフリック入力とともにツラツラ記しただけである。本気になれと言われたのにこのザマである。

そして、証明写真を撮らなければならなかった。私が一番ネックだったところはここである。証明写真を撮るまでにしなければいけないことが私には現状、2つあった。1つは髪の毛を黒色に戻すことである。これはさほど重要なことではなかった。問題は2つ目だ。

それは、髭を剃ることである。前回の最後に書いたがこれが一番重要なことである。マスク生活が始まり、約2年間も蓄えてきた私とさよならすることになった。人体の犠牲とはこいつのことだったかもしれない。私はあいつを愛着を持って育ててきた。何も手入れはしない。自然に、重力のままに、己のままに。学生時代、一番熱心に取り組んだことと言ったらこれじゃないかというぐらい本気だった。私は、あまりペットに愛着を持つ人の気持ちがわからなかった。ペットを髭に置き換えると。私の世界がまた1つ広くなったのをこの目で私は感じた。私は毛が濃い方ではない。だからこそ慈しむ気持ちで育てていたのである。

終わりは呆気なく過ぎた。そこにあるのは汚らしい水気を含んだ、しかしそれまで私が愛し、育てた”アイツ”と顎や口周りに潜む、ザラザラと爽やかさ。

あとは、宿泊付きのボランティアに応募したぐらいだ。選考結果が後日通知されるらしい。

夏休みにある”なにか”に彷徨い続けて、、、

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