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フィリピンの誘い

そういえばフィリピンに3泊4日で行ってきた。もちろん1人で。場所はマニラ周辺。

個人的には2回目となった海外旅行。初めての時とは違い少しの余裕すら感じることができる。しかし、一筋縄ではいかないのも海外。

今回は入国審査に1時間ほど費やしてしまった。サイトから個人情報を登録しないといけない様子。日本でチェックインを行う際にいわれていたことを完全に忘れていた模様。個人情報から宿泊予定地など当たり前かもしれないがかなり細かく記載しなければならないようだ。ここで英語を読むことができない私はかなりのピンチに陥った。わかる単語もあれば全くわからない単語もある。しかも英語は住所などすべて日本とは逆のようである。そんなことは知らずに深呼吸をしていると、日本語が聞こえる!!

振り向くとそこには同い年ぐらいの男性3人組。ここで私の得意のコミュ力(笑)で混ぜてもらう。推測は正しかったようで同じところで時間をかけている様子。その集団の中に秀才が1人。希望が確信に変わる瞬間だった。

無事に入国審査を突破すると時刻は夜の8時すぎ。宿泊地が空港から近いこともあり、あまり焦りはなかったが念のためにタクシーにのる。過去の経験からタクシーはぼったくりが当たり前という価値観があるため、できるだけ大手そうなしっかりとしてそうなタクシーを選ぶ。結果はふざけるなよと財布をぶちまけたくなるような値段。タクシーは信用できないと思ってしまった。そして私が日本人だというと運転手が「ナオヤ イノウエ」という。そのあともその名前を何度か聞くことになった。どうやら「ナオヤ イノウエ」はフィリピンでも有名なようだ。

ホテルに荷物を置いて、夕食を食べに行く。都会のようなところだったので店があまりない印象だった。それ以上にフィリピンってあまり食のイメージが思いつかない。何を食べればいいかわからずとりあえずお酒が飲めそうなところへ。席の隣を見ると女のようなひとかそれとも元男かわからない感じの2人組。どちらにしてもきれいなお姉さんって雰囲気のひとたち。どうやらシーシャが吸えるようだ。ここで初シーシャを体験する。フレーバーは確かリンゴ。そうすると向こうが話しかけに来てくれる。はじめはなんとなく英語が分かるが徐々にわからなくなり申し訳ない気持ち半分。なんやかんや楽しく話しながらご飯を食べつつ、先に2人組が出ていった。手持無沙汰になり、ふと会計表に目を通す。すると頼んだ記憶のないメニューがちらほら。まさか、、あの2人組と思ったがしっかり会計するところは私がこの目で確認した。それともローカルルールの類か何かなのか。勇気を出して確認してもらう、、。  結果はシンプルな店側のミスであの2人組は自分たちの料金を払っていたし、ローカルルールもなかった。

今回の約3日間でマニラの主要な観光地は回ることができた。サンチャゴ要塞やナザレン小聖堂、マニラ大聖堂やリサール公園。電車にも乗ることができて経験としても大きな海外旅行だった。しかし、私の拠点も悪かったのかもしれないがあまり観光街としてはいまいちだったかもしれない。それでもなお楽しかったのはやはりキラキラした観光街とは程遠い、ローカルすぎる場所を体験できたからだろうか。あちらこちらに犬が鶏が段ボールを敷いて寝ている人がいる。犬は意外にも吠えないし、噛まれることもなかった。噛まれるとそれはそれで問題だが、、。

フィリピンはやはりカジノやリゾートの印象が強く、こんかいはそれらを外して楽しんだ。なぜかって、、?  

答えは簡単。友達やまだ見ぬ恋人とのために楽しみは取っておくというもんであり、それが礼儀である。

最後にひとつ。マニラ湾にいた伝説のフィッシャーマンのような男と写真をお願いされたから撮ったのに中指立ててた子供2人を私は決して忘れない。。。


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