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残業って悩みますよね

少し前の話ですが、4/1の日経新聞の特集で『「残業させない」再び問題 』という記事がありました。正当な理由がなく特定の個人に残業させない事がパワハラにあたるそうです。一方管理者の方々は、上司から部員の残業を減らせと言われる事もあろうかと思います。

昔は残業する人が評価された時代がありました。遅くまで頑張っている、沢山仕事をしている、アイツはよく出来る、と言われたものです。しかし、それって、どうなんですかね?

残業せずにやる事をやり切るのが一番ですが、仕事量も多くて難しいという事もあろうかと思いますし、また、残業は成長の時間という側面もあります

私は、残業を減らし出来高をキープする事で、新しい仕事に取り組める、評価もあがるという目線で仕事に取り組むよう部員に話してをしています

例えば、毎日2時間残業していた人が、同じ仕事を定時で終われるようになれば、新たに2時間の仕事に取り組めるわけです。8時間が定時業務時間とすると2割仕事時間を削減出来ていることになります。つまり、毎日残業している部員は改善能力が無い、という考えです。

厳しい言い方をすると、残業する人は大変だな、頑張っているな、とは思いますが、評価はしません。やはり出来る人は、業務改善をし続ける事が出来るのです。

ただし、若い人は自分が成長するために、やるべき事を終わらせてから「仕事の勉強をしたい、与えられた業務だけでなく、幅広く知識を得るために先輩から話を聞いたり、自分で機械を操作する練習をしたい」など自己学習という前向きな考えで残業をしている人も沢山います。そういう気持ちは汲んであげたいと思います。上司としても、とても嬉しい事です。

私は一方的に残業をさせないのではなく、業務効率化を行う事で残業を削減しつつ、能力アップの為の時間は使う、そういう働き方を考えています。

残業は悩みますよね。

ゆるい小話でした。

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