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人間全て髪の毛の本数が同じことの証明


こんにちは。今回は、この世の人類みんな、髪の毛の本数が等しいことを示します。
·····もちろんそんなことないですよね?
髪の毛みんな同じ本数な訳ないですもんね。
でも、もしこれからする証明の間違いを発見できなかったら、あなたの中ではこの理論は正しいということになるので、
あなたはハゲの人と髪の本数が同じ⇒あなたはハゲ
ということになりますね!ハゲにならないように間違いを見つけてください。



これから、どんな大きな数nに対しても、「n人のグループであればそのグループでの髪の毛の本数は皆同じ」
ということを示します。
もちろん人類は無限に存在する訳ではないですが、無限に居ると考えて、そのうえで髪の毛の本数が等しいことを示せれば、それは有限の時も成り立つので問題ないですね。

では、これをnに関する帰納法で示します。

【n=1の時】
人が1人しかいないグループであれば、これは明らかに髪の毛が同じ本数の人しかいませんね。

【n=kで成り立つ⇒n=k+1でも成り立つ】
k+1人のグループを自由に取ってきます。
このグループ内で、髪の毛が同じ本数の人しかいないことを示せばいいですね。

k+1人の中から、2人誰でもいいので取ってきます。(A, Bとしましょう)このうちAをグループから一旦外すと、残ったのはk人のグループです。k人のグループは仮定から全員髪の毛は同じ本数です。
ここで、Bをグループから外して、外していたAを戻します。やはりこれもk人のグループですから、髪の毛の本数は皆同じです。

さらに、その2人以外の人をもう1人取ってくれば、その人はAを除いたk人のグループに入っていて、Bもそこに入っているからBの髪の毛の本数はその人のそれと等しいですね。
また、その人はBを除いたk人のグループに入っていたのですから、Aの髪の毛の本数とその人の髪の毛の本数はやはり等しいです。
ということは、AとBの髪の毛の本数もやはり等しくなって、k+1人のグループは、髪の毛の本数が皆同じとなります。


以上より、数学的帰納法より、

1人のグループの時成り立つ

2人のグループの時成り立つ

3人のグループの時成り立つ



となって、どんな大きな数nに対しても、
「n人のグループは皆同じ本数の髪の毛を持つ」
が成り立つことが示せました。
これで、この世の人類みんな同じ本数の髪の毛を持つことが示せました!



まあ、もちろんこの証明は間違えてるんですけどね。何が間違えているかが分からないのであれば、あなたはハゲの人と同じ髪の本数なので、育毛剤を買った方がいいと思います。

何が間違えているかの答えは別で書くことにします。髪の毛を守りきれた人も、守りきれずにハゲとなってしまった人も、読んでくれてありがとうございました。


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