突発性難聴 最後に


2020年4月から聴力の結果がほぼ変わっていません。
先生からも1年近く変わっていないので、
恐らく治療の結果としてはこの辺りだろう、とのことで通院を卒業することとなりました。
(正しくは、通院続けても終わりにしてもいいけどどうしたいかと聞いてくださいました。)

久しぶりに入院時の波形を見せてもらったのですが、
周波数~1000位までは✕(まったく聞こえない)
1000~8000は80~100(重度難聴)という状況でした。

忘れかけていましたが、
入院時→聞こえない~重度難聴
退院時→中程度難聴
現在→軽度難聴
と確実に良くなっていました。

人に「突発性難聴になりまして」と言うと、
ほぼ90%位の確率で、友達や家族で突発の人がいる~と言われる位よくある病気のようです。
と、共に
「しばらくしたらぱっと聞こえるようになったらしいよ」
「ほっといても治ったらしいよ」
「耳の奥の詰まりが突然なくなって治ったらしいよ」
というコメントも何度か貰いましたが、
今のところ私には当てはまりそうにないのです。
(もちろん、真実もあれば良かれと思ってのパターンもあると思うのでありがたく聞いてます。)

「朝起きたら聞こえるようになってた。」
という体感は1度もなく、
なんかちょっと聞こえて来たかもで少しづつ今の状態になっていて、
ここ1年位は変化もなかったので
よくなった感覚もさほどなかったのですが
改めて入院時から振り返ると、
「めちゃくちゃ良くなってる……」と気づきました。

急いで大きい病院に行って!と言ってくれたかかりつけの先生や、
大きい病院なのに真っ先に診察をして下さって、お会計もすっ飛ばし、どこの病院に入院したい!というわがままも聞いて手配して下さった先生&看護師さん、
8日間の入院やその後の通院でお世話になった先生や看護師さんたちに感謝の気持ちでいっぱいです。

【最後に】


振り返って、金曜日に違和感があったのに、
病院に言ったのが月曜日だったので、
あの時直ぐに病院に行っていれば結果が変わったんじゃないかという後悔がまったくないとは言いきれません。
ただ、原因も治療法も明確に確立されていない中、
治る1/3、良くなる1/3、治らない1/3とすれば、
まぁこんなものかな?という気持ちもあります。

それよりも、自分の体を労わって、
充分な睡眠と食事、ストレスの少ない生活を心がけることや、
自分の体力を過信せず、疲れたら休む、無理をしない事の方が大事かなと感じています。
私の場合は35歳が曲がり角、
いつまでも20代の頃と同じペース&気持ちでは
ダメだと気づく機会になりました。
体を壊してまでやる仕事はないですからね。

といいつつ、入院後直ぐに復職し、
同じ仕事をしており、相変わらずあくせく働いている感は否めないのですが、
この一件で、
「限界までやらない」
「無理な時はこの仕事を辞める。もう一度体を壊してまではやらない」
と心に決めました。
具体的に何もしてませんが笑、そう覚悟しただけで
少し心にゆとりができたのと、
定期的に自分のストレスや疲労度合を気にするようになりました。

また、そこかしこで「突発になって」と話していたので、
何人か相談を貰うことがあり、必ず
「耳に違和感があったらとにかく当日か翌朝には病院に!」と伝えています。
良いも悪いも経験した以上、誰かにその経験を役立てて貰えれば、私の失われた聴力も成仏できるかと思っています。(大袈裟すぎです。ごめんなさい。)

長い時間がかかってしまいましたが、
通院の卒業と共にこちらのnoteもひとまずおしまいとさせて頂きます。
お付き合いありがとうございました。

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