マンションのルーツを体験する<1> 同潤会・代官山アパート@集合住宅歴史館~バビロン再訪#31
日本で初めての鉄筋コンクリート造の集合住宅は、1916年(大正5年)に作られた軍艦島30号棟だと言われています。軍艦島(端島)は長崎県にある三菱の炭鉱採掘の島だったところであり、30号棟はそこで働く労働者のための住宅として作られました。
世界で最初のコンクリート集合住宅は、オーギュスト・ペレによる1903年のパリのフランクリン通りの集合住宅です。ペレは当時の新素材だったコンクリートに世界で最初に注目した建築家であり、「コンクリートの父」と呼ばれている建築家です。
ペレ