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島民よりも猫の方が多いという、田代島へ渡ってきました【後編】


田代島探索2日目であり、そして最終日。

今日も天気に恵まれ、たくさんの猫たちが姿を見せてくれた。

土曜日ということもあり多くの観光客が島を訪れていた。

島に着いてすぐの場所。
興味を持ってくれたのか、猫達がノソノソと近づいてきてくれた。


道路の上でも、気にせずゴロゴロ。



猫達ものんびりと、寛いでいる。

なんだか時間が止まっているかのよう。

当たり前のように、荷台にはネコの姿。


途中に立ち寄った、島の商店にて。

お店のおかあさんと、猫達のことや世間話などしながら店先で写真も撮らせて貰う。

涼やかに、赤ちゃんとは言えないサイズの子にもミルクを与える母親代わりのお姉ちゃん。
植木鉢でお休み中。
お気に入りの場所だそう。


商店のおかあさんは、ひとり息子さんが島を離れて海外で奥さんやお子さんと生活していると教えてくれた。

お孫さんの顔が見れなくて寂しくないかと聞くと、「今はテレビ電話(リモート)で顔が見れるから大丈夫よ。」と。

猫たちの事も色々と教えてもらい、商店の中で1番小さい子はまだ1〜2ヶ月ほどらしい。


最年少のサビ柄の子。必死にイスの脚と格闘していた。


島の猫たちの情報なども教えていただいたお礼にと、岡山から持参してきた自作の猫写真集をプレゼントした。

前日にもお世話になっていたので、今日渡そうとリュックに入れておいた。

「あら、可愛いねぇ」と嬉しそうに読んでくれたので、僕もつい笑顔になり「これはどこどこの猫で…」と説明しながら一緒に読んだ。

「あれ、この本のプリント会社もしまうまプリント…」とおかあさんがつぶやき、店の奥に入ってあと一冊の猫写真集を持ってきてくれた。

表紙には『田代島のねこ』とだけ書かれていた。


名前は忘れてしまったそうだが、10年来ほど田代島に来ている方から貰ったとのこと。


プロの方なのだろうか、沢山の猫たちが魅力的に写っていた。

別れ際、おかあさんから「また来てね」と言われ「また来年に来ます」と伝えて商店を離れた


仲良くおさんぽ。
塀の上にて、井戸端会議か。


道端でも、フツーに寛いでる。


その後も、フェリーの到着時間までアチコチとまわり猫との出会いを楽しんだ。

じゃあ、また。



田代島、おじゃましました。

猫たちや島の方々にも感謝です。


また、必ず来ます。


                 服部 佳弘

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