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特撮、四方山話〜レゲエのおっちゃん編

どうも、とらぎつねです。
今回は特撮仲間から聞いたあるエピソードをご紹介。
真偽の程は定かではないため、話半分で聞いてくだされば(^^;)

<常連客>

あるテレビ局に勤めていた男の話。
プライベートでよく行く、いわゆる「行きつけのバー」での出来事。
そこには自分と同じく常連客が他にもおり、中でももじゃもじゃ頭の中年男性は「レゲエのおっちゃん」と呼ばれ親しまれていたという。
その男ともよく話す仲ではあるが、お互いに本名や職業は知らない。
常連客同士というのはそういうものだった。

<おっちゃんの正体>

ある時、上司に呼ばれるこの男。
「今度始まる、新しいドラマの原作者先生がいらしてる。ご挨拶するぞ。」
当時まだ下っ端だった男は、制作に関わるということでご挨拶することに。
「失礼します!初めまして、わたくし・・・」
入室した男は言葉を失う。

「おっちゃん・・・!レゲエのおっちゃん・・・!!」
「なんだ、君だったのか(笑)」

おっちゃんの名前は、石ノ森章太郎。
新ドラマの名前は「仮面ライダー」だったという。


みなさんは、行きつけのバーや常連客になっているようなお店はありますか?
そこで知り合った人が普段何をしているか、ひょっとしたら驚くような仕事をしている人かもしれませんね。
でも、そういう立場とかを忘れられる場所というのも本人にとっては貴重な場所かもしれません。
偉い作家先生でもなく、天才名医でもなく、有名漫画家でもなく、一般人として溶け込める場所というのは安心感があるのかもしれませんね。
そういう人はもし見つけたとしても、騒がずにそっとしておくのが気遣いというやつでしょうか。

それでは、ホントか嘘かわからない話でしたー。
また次回⭐︎

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