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体(てい)の良い逃げ方

今回は、自分が知ってる、所謂"逃げ道"、"逃げ方"等の紹介を。

お笑いタレント・劇団ひとりが、他のゲストたちに「微妙な料理を食べたとき、他の皆さんはどうしてまるんですか?」と質問。彦摩呂は、「僕は、『好きな人にはたまりませんね』って言いますね」と回答し、「心の中で、『僕は嫌いやけど』と言うんですけどね」と冗談めかして付け加えた。

これ、どこでも応用効きそうです。


よく似たもので、故河合隼雄先生のエッセイより。

表題は、「うそは常備薬 真実は劇薬」。
なかなか物騒ですが。


欧米人とつき合っていると、ともかく彼らは「うそ」を非常に嫌うので、うそでも真実でもない表現をするのが上手なことに気づく。たとえば、誰かが皆の前で歌を歌う、あまり声もよくないし、音程も少しはずれているとする。そんなときには「下手な歌でしたね」というのは真実すぎる。さりとて、上手だというのも見えすいたうそになる。そこでもし彼が心をこめて歌ったと感じるとき、「心がこもっていましたね」というのは、うそではない。 うそではないが、特にそのことを選んで言うというところに一種のうそが潜んでいるのだが、そんな点で、これはうそでも真実でもないところと言えるだろう。薬というものは、できるだけ使用しない方が用いたときには効果的だから、日本人は、欧米人を見習って、このような、うそでもほんとうでもない表現方法をもう少し身につけてはどうかと思われる。

これ、日常でもよく使いますね。
例えば、相手の人が、勝ってても負けてても、「頑張ってましたね!」とか言うのもそうですね。

あと、最近ではファッション系動画で。
9:02頃です。

最初から、紹介する型数を決めてたと。
で、結果全部良かった!的な着地ですけどね。
でも、こんなん言っちゃったら、別の機会で数絞ったら、怪しまれませんかね…。

他に何かあったら、また書きます。

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