5月24日 VRに必要なのは12Kだってさ。

 VRの画像が本当の画像と区別できなくするのに必要な画素数は、11520×6480ピクセル……つまり12K必要なんだってさ。

 12Kって……って思ったが、すでに市場には8Kモニターなんてものが出ているわけだし、すでに12Kディスプレイの研究は始まっているとかでそう遠くない技術なんだとか。へー。
 数年後、ここに書いているものを見て「この頃は12Kなんて不可能だと思ってた」とか言っているかも知れない。

 あと、よくよく考えたら私のイラストって、原寸サイズ10000×7000とかざらにあるので、これを圧縮せずに表示しようと思ったら12Kは必要(私は自分のイラストを、縮小されたものでしか見たことがない)。イラストレーターはそういうサイズでイラストを描いている人は結構いるので、「12Kモニターとかいるのか?」と思われそうだけど、絵描きとかグラフィックで仕事をしている人にとっては必要。必要があるということは、研究する意義も市場に出す意義もある、ということになる。

 ただ、12Kモニターなんてものが出たら、この分野の研究は一段落するのかも。
 その先は、再び3Dへの研究が進むんじゃないかな。かつて3Dテレビにあった「疑似3D」じゃなくて「立体ホログラム」。架空のキャラクターが“本当にそこにいる”状態が実現できる。なぜならそれが可能な段階に入るから。可能性があるなら研究せずにはいられないのが人間だものね。


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