1月26日 ニコニコ動画サービス改善報告会を見た
ニコニコ動画で『動画と生放送サービスの改善報告会』を視聴。
内容はというと、前回掲げた目標の達成報告と、これからの目標についての報告。それから意見交換。私は基本的に見ているだけだったが、有意義な放送だったと思う。歩みはスローペースだが、ニコニコ動画は少しずつ良くなっている。これからの動きを静観していこうと思う。
前も話題に挙げたが「投げ銭」について。一応、検討はしている、とのこと。
「クリエイターにお金が行く」というのが動画・サービスが賑わう一番の要件だから、これは実現してもらいたいところだ。私みたいにギリギリの生活をしながら創作をしている者にとって、投げ銭があるかどうかはかなり気になるところなのだ。
番組中、アンケートで「投げ銭は必要か?」という問いがあったが、5:4くらいで「必要ない」が少し多いという結果となった。といっても、来場者9万人中の4割が「必要」と答えたのは意義深い。意外にいい数字だと思う。
ところがコメントでは懸念を示す意見も。犯罪者や、犯罪すれすれの行為を行う悪童にお金が行くのは……という意見だ。
うん、それだ。ニコニコ動画でもYouTubeでも問題行動を起こす配信者、問題行動を起こしそうな配信者に限って、視聴者も支持者もものすごい多い。ユーチューバ―なんていま華やかなものと思われているが、彼らの問題行動が世界規模でいろんなものに迷惑をかけている。しかし問題を起こして、ニュースにもなった後でもそういう悪童に「支援したい」という人は必ず現れる。
これは……なぜなのか正直、よくわからない。なぜそういう悪童のところに強力な支援者が絶えることがないのか……。どういうことなのか、私はわからないし、説明もできない。
もしかしたら……支援することで、さっさと刑務所に行きなさいよ、という意味だったりするのだろうか。違うか。
暴れるだけのパフォーマーや、他人のフンドシでやっている人(ゲーム実況者のこと)、あるいはパンツを見せてお小遣いをねだる女の子よりも、作り手・クリエイターにこそ支援が行くべきだ。YouTubeや他サイトではどちらかといえば暴れるだけのパフォーマーばかりが注目され、お金が行く傾向にあるが、ニコニコ動画ではそれらとの違いを見せてほしい。
絵描きや楽曲制作している人、面白ガジェットを作っている人、あるいは学んだことを噛み砕いて解説する人……そういう人に投げ銭が行くようになればいい。暴れるだけのユーチューバ―的な人にはそもそもお金は行かない……というふうにできればいいのだが。
おおそうだ。「モノを作ったことがある人」に限定するのはどうだろう。「モノ」を作って投稿し、「ある一定以上支持された人のみ」が投げ銭を受けられる条件とする。そうすればクリエイターにお金が行きやすくなるんじゃないだろうか。
動画中では「ニコる」についても触れられた。なぜ「ニコる」は廃止されたのか?
そもそも「ニコる」を使っている人が少なかったから……だそうだ。
「ニコる誰も使ってないじゃん」って「廃止にします」と宣伝した途端、急に使われるようになった……という。
ニコる、みんな使っている、と思ってたけどな……。私はそんなにコメントするほうじゃないけど、1000以上ニコるされてたよ? 賑わっているように見えたけど、運営側からすれば違ってたのか。
「終了になります」という宣言が出てから賑わう。ああ、それはあれだ。終わりが近くなってから急に賑わい出すやつ。
ニコるは面白いシステムだから、早いところ復活してほしい。
こちらの記事は私のブログからの転載です。元記事はこちら→http://blog.livedoor.jp/toratugumitwitter/archives/51476016.html
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