6月19日 ゲームのサントラ盤の話

 あ、そうだ『ガイアポリス』のサウンドトラックを聴こう。

 久し振りに聴くけど、いい曲だね。

 『ガイアポリス』は1993年にコナミから発売されたアーケードゲーム。アーケードゲームなのにアクションRPGだったという。
 「だったという」と書いたのは、私はこのゲームの動いている画面を見たことがないから。なにしろ田舎。ゲームセンター乾燥地帯に『ガイアポリス』というマイナーゲームが入荷するわけがなかったし、『ガイアポリス』というゲーム自体、「アーケードなのにアクションRPG」という無茶な構想ゆえにあまり拡散されずゲーム史の闇へと消えてしまった。
 なので私はこのゲームについて……たぶん「ゲーメスト」だと思うのだけど、そこで紹介されている写真でしか見たことがない。

 そんなゲームのサントラ盤を持っている理由は?
 ゲームのサントラ盤はとりあえず買っとけという発想があったから。ゲームのサントラは出ている数が少なく、その瞬間を逃すともう2度とお目にかかれない。ゲーム誌でも出ていることが紹介されることも滅多にない。大作や大ヒット作なら紹介記事くらいは出たと思うけど……あまり記憶にないなぁ。
 ゲームのサントラ盤は今も昔も入手が難しいもの。出ていたとしても情報がなく、置いている店が少なく、あるいは何かの限定アイテムでその時にしか手に入らないとか……とにかくも逃すと二度と手に入らない。見かけたらとりあえず確保!……だった。
 昔は……「もしかしたらサントラ盤でているかも」でCDショップを巡っていたんだったかな。ネットもない時代はそんな感じだった。
 そういうわけで『ガイアポリス』もなんとなくで買っていたわけだけど……これは買って大正解。名曲揃いの名盤。

 ゲームのサントラ、ほしいものがたくさんあるんだ。
『アクトレイザー』や『ファイヤーエムブレム』『MOTHER』『超兄貴』『ファイナルファンタジー10』……
 もしも普通に稼げるようになったら、昔のゲームサントラを集めてまわりたい。

※『アクトレイザー』はAmazonでも手に入るが恐ろしいくらい値段が高騰している。

 それにしても『ガイアポリス』……どんなゲームだったんだろうね。サントラ盤は結構無茶な入れ方をしていて、1枚のCDに38曲ぎっしり。曲が1ループしたらすぐに次の曲へ移ってしまう。もっとしっかり聴きたい感じがあるんだが……。
 そもそもアーケードでアクションRPGなんて、そんな無茶な企画、よくも通ったものだ。

 こういうの、アーケードアーカイブズなんかで復刻してくれないかな……。存在すら忘れられたゲームだし、しかもコナミだから無理かな。

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