四国では八十八札所のお寺を巡り、
歩き遍路を志す人をよく見かける。

特に徳島は発心の道場だ。
お遍路をする人は遍路装束を揃えて、
最初に第一番霊山寺へお参りすることに
なっている。

一応そうなっているが、
本来は服装などに厳しいきまりはない。
私はむしろ、巡礼をする志と
マナーが大切だと考える。

コロナ騒動の前、歩き遍路は外国人の割合が
増えていた。
その後コロナ禍で遍路自体が一旦下火になったが、最近あらためて歩き遍路のかたが
（日本人も外国人も含めて）増えてきたように思う。

コロナの期間に閉めてしまった遍路宿も
あるので、ガイドブック通りには行かない
かもしれない。

コロナ以前、アメリカのカリフォルニアから
歩き遍路に来ているカップルに
室戸岬で会ったことがある。
また別の年には、イスラエルからのお遍路さんを
ヒッチハイクで車に乗せた。

英会話を学んでいると便利。

英語なら話すことに抵抗がないため、
外国人とちょっとした国際交流ができる。
英語を母国語とする方のみならず
どこの国の方でもお互いに英語を使って
話せるのが嬉しい。

特に歩き遍路の外国人旅行者は、
四国の田舎で言葉が通じなくて
苦労しているようだ。
もし彼らの援けになれば、地元民としては
お接待の功徳を積むことができてありがたい。

新緑の季節の四国は歩くと気持ちがいいです。

お遍路さんはどうかお気をつけて
お参りなさってください。

一歩一歩、前へ進んでください。

Have a nice time! Take it easy❤️