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お金の集まる場所

お金のお話


今回はそもそも「お金」ってどこに集まるの?っと
いったテーマで進めていきます。ボクは昔から物事を
「プレイヤー」と「マネージャー」に分けて考えていて
基本的には

『お金は、持ってる人が出せばいい』

と考えています。
#何てゲスい考え方
#働け


スポンサーと規模の概念


しかしこの考え方はあながち間違いではないと思っていて
どこの世界にも「出資者」という存在はもはや一般的です。
分かりやすいのはスポーツの世界で、ここでは
「スポンサー」と「競技団体」に分かれています。
#選手と監督じゃないよ

年齢や性別・職業に関係なくスポーツを
”エンターテインメントとして提供できる競技団体”
”その活動を支援してくれるスポンサー”の立ち位置は
「プレイヤー」と「お金を出す人」です。
この「お金を出す人」は何もプロモーターや投資家にとどまらず
行政や企業、近年ではクラファンも含む事ができると思います。


この存在がプレイヤーに与える影響は「規模感」です。
要はスポンサーから得られた出資の大きさによって
広げられる風呂敷の大きさがここで決まりますね。

これを”事業”で考えてみた場合、個人起業家であろうと
なかろうと「規模の概念」をすっ飛ばして、いきなり
「顧客」を求めてしまう行為は、何だか
”お金がなくて会場が押さえられなかったから、今回は
自宅の庭でスポーツ大会を開催するの。観に来てね”っと
プレイヤーが直接『観客』を探す行為と同じに見えませんか?

この方法は「ファン」を創る事を目的とする場合には有効ですが
大きなお金を集めるには不向きだと言えるでしょう。

そこでは利益を求める事はできません。
ナゼならそこに来て頂いた方は、まだ自分のファンではなく
「ファンになって頂く」為に来て貰っているからです。
#ファンでもない人にお金を払うのか

「顧客」と「見込みファン」の違いを明確に持っておかないと
いつまででも規模の影響力を打破する事ができずに
小さな自転車サイズの運転から抜け出す事が困難になります。
#自転車の単価を上げても自転車は自転車


お金が集まる所


さて、ファンを創る過程はそのまま継続するとして。
そのままでは今度は生活が成り立たなくなりますね。
「お金を出す人」は必ずしも「ファン」である必要は
ありませんので、今度は別のお金を探ってみましょう。

ここで考える事は、どこから出して貰うのが一番良いか
ではなくどこが一番可能性が「無い」か。


個人起業家の場合、一番可能性が低いのは「個人プロモータ」
や「個人投資家」でしょうか。B to Bなのに1対1でバチッと
お互いがハマり合う確率はそんなに高くないと思いますし
リアルにそういった方々にお目見えするにはそれ相応の場へ
出向く必要があります。

これは明らかに矛盾というか無理が生じていて
「お金を出して欲しいとお願いしに行く為のお金が要る」
という事になってしまいます。
#お金持ちが集まるところへ出向く
#赤い服を着なければならない理由

次に可能性が低いのは「行政」だと思います。
こちらはPEST分析でも書きましたが何せ「コントロール」が効きません。
あれば乗れるし、なければ乗れない。
#至ってシンプル
#しかしあればデカい

一番可能性が高いのは「企業向け」に出資をお願いするパターンです。
ただ企業は営利団体ですので当然タダでは出資してはくれません。
#タダで出資ってどんな日本語
#伝わって

これが「企業広告」や「宣伝」に当たりその媒体となっているのが
YouTube等の動画配信サイトやブログ等のアフィリエイトなど
依頼企業に対して「何回CMを視聴者に観て貰うか」といった
回数を稼ぐプラットフォームです。
ただしこういった一般的に普及したプラットフォームは参入障壁が
かなり低いので結果もかなり出にくいです。
#単純に競合が多すぎる

であれば、特定の企業向けに専用のプランを作って
「御社(社会)のこんな問題を解決するので出資して下さい」
っとダイレクトアタックが一番有効なのではないでしょうか。
#こっちは圧倒的な内容が必要
#投資と売り上げの曖昧な境界線

後は銀行や金融公庫のような場所もありますが継続資金なら
まだしも、成功するか否かの勝負でお世話になるには少々
リスクが高すぎます。

もしかすると他にもあるのかもしれませんがザッと
思いつく限りの「お金が集まる場所」でした。
注意しなければならないのは、これらのお金は決して
「売り上げ」ではなく、あくまで企業の規模を底上げ
するものであるという事。

『規模の影響力』に憑りつかれる前に、事業を始める前から
「自転車」よりも「自動車」
「自動車」よりも「飛行機」をチョイスする事で
より遠くまで一気に飛べる規模を持った方が
自由度も高いし、すぐにコケずに済みます。

どんな所にお金は集まっているのか、なぜ無理をしてでも
「赤い服」を着る人が絶えないのか。ご理解頂けたら幸いです。


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