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TORCHES ZERO 小田原、箱根、相模、西湘

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今はまだ「何」だかわからない『TORCHES』ができるまでの歩みを公開していくマガジンです。
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2015年6月の記事一覧

3月7日のリノベーション

3月7日のリノベーション

文:大川直也

またしても朝から雨が降っている。
仕事を終えて、昼過ぎにくいしんを駅に迎えに行った。ホームセンターでマスキングテープを買いに行く。前回ペンキの試し塗りをして、いよいよ壁と床を一面真っ白に変えるペンキ塗りの準備をはじめた。

地味な作業が続いて、やっと大きく見映えの変わる作業ができる。牛乳ビルに到着して、ステンレスの窓枠にマスキングをする作業をはじめた。磨いたステンレスにペン

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TORCHES ZEROダイジェストその2

文:守屋佑一

あっという間に金曜日が来てしまう。この調子であれば、あっという間に年末が来て年が明けて、また年を重ねてしまうのだろう。時が未来へ進むと誰が決めたのかはわからないが、もがいても進んでしまう。もがいてももがかなくても変わらないのなら、少しでも楽しい人生を送れるようにもがこうじゃあないか。だからこそ、いろんなことをやっている。もちろんトーチズもその一つだ。

さて、梅雨らしくこの週末もど

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3月1日のリノベーション@牛乳ビル

3月1日のリノベーション@牛乳ビル

文:守屋佑一

もう何度も書いたが、リノベーションをする日は呪われたように、決まっていつも小雨が降っていた。
まるで、屋上のことは考えず、まずは中を完成させなさいと牛乳ビルが言っているようだった。
僕は本当は屋上を一刻も早く完成させて、プランター菜園をやりたかったのだが。

それにしても雨は本当に厄介だ。特に畑、登山、ランニング等々外で行うことを前提とした趣味やら仕事やらをたくさん持っている僕には

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お笑いばかりの日々だったけどインターネットに出会ったのも中学かもなあ

お笑いばかりの日々だったけどインターネットに出会ったのも中学かもなあ

くいしんのこと4

どうも、小田原生まれ小田原育ちのくいしんです。いまは都内で、Webディレクターという仕事をしています。小学生の頃、よく覚えていることと言うと、日曜の夜に父がテレビを見ていて、20時からはフジテレビのごっつええ感じを見て、笑っていたことだ。

僕はその頃からか、中学に入ってからかはよく覚えてないけど、いわゆるテレビの「お笑い」の虜になっていた。ダブルミリオンを記録した松本人志『遺

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大川直也のこと6

大川直也のこと6

「ライン下り」
文:大川直也

秩父に行った。2015年のゴールデンウィーク、午前10時に集まった仲の良い5人組は偏差値の低そうなにやけ面をブラ下げている。毎年ゴールデンウィークと、お盆と、正月に見る表情と同じだった。

昔からある約束事に身を任せるのはとても気分の良いことと思う。季節感があってすがすがしい。冬に雪が降ったり、春が過ぎて雨が降るのと同じような、クリスマスにケンタッキーのチキンを食べ

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守屋佑一のこと6 失ったものと手に入れたもの

文:守屋佑一

頭が良いかどうかは置いておいて、僕は小学校中学年くらいまでとっても成績が良かった。小2にして学習塾に通い、進研ゼミを真剣にやっていた。
ただ、勉強が好きなわけではなく、あくまで「やらされている」感が強かった。
両親の離婚により、「やらされる」ものをやらなくてもよくなり、小学校後半ではいたって普通の成績となった。
そして、中学生になり、前回までの自己紹介の通り仲間との遊びと野球にのめ

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TORCHES ZEROダイジェストその1

TORCHES ZEROダイジェストその1

文:守屋佑一

度々の説明だが、この TORCHES ZEROは4月1日より平日毎日更新している。
…が、53回目の昨日ついに更新記録が途絶えてしまった。
まぁ途絶えたといっても、日が変わっただけで深夜に更新しているので色々セーフだろう。
26時くらいまではその日のうちに入れていいのではないか。

しかし、いつも日が変わる直前にヒーヒー言いながら書き上げる僕が平日毎日更新を途絶えさせると思ったが、

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リノベーションと工具

リノベーションと工具

文:大川直也

2月14日、バレンタインデー。梅ちゃんとホームセンターに行った。僕は少なくとも彼よりはバレンタインデーに関係のある男なので、迷惑である。

地元密着型ホームセンターに別れを告げたい気持ちと、在庫処分で安くなった工具への期待と、捨てきれないカカオへの待望を抱えてホームセンターに行った。
結果から言うと何も買うものはなかった。これは、がらんどうになった閉店間近のホームセンターの所為では

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2月14日のホームセンターその2

2月14日のホームセンターその2

文:守屋佑一

前回までのあらすじ
リノベーション用具を求めてコトブキホームセンターへとやってきた僕と直也。いつもならば、違うホームセンターへいくが、この日コトブキホームセンターに数年ぶりに来たのには理由があった。
果たしてその理由とは?
そして、なにを手に入れることができたのか!?

〈コトブキホームセンターにて〉
商談が終わり、コトブキホームセンターへと足を踏み入れた僕と直也はその広さに驚いた

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2月14日のホームセンターその1

2月14日のホームセンターその1

文:守屋佑一

なんのへんてつもないただの平日である2月14日。なにやらチョコレートの特需がある日らしいが、そんなこと僕にはなんにも関係がない。
そもそも僕はほぼ毎日チョコを食べる。一番多いのはモナカアイスに板チョコが挟まったものだ。
これは本当に名作アイスだ。ただ、最近時代の流れで値上げしてしまい、そこは残念なところだが。

本題に入ろう。この日は朝から直也とトーチズとは別で進めていることの打合

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1月31日のリノベーション・くいしん編

1月31日のリノベーション・くいしん編

先に直也が書いたこの日の記事には「くいしんが起きない」と書いてあるけど、基本的に、本当に起きない人なので、この日、起きなかったということも覚えていない。

1月31日のリノベーション・大川直也編

梅まつりと1月31日のリノベーション@牛乳ビル

この日のことは先にふたりが書いてくれているので、今日はそれについて触れながら書いていきたい。

>しかし、直也が出た直後くらいに目を覚ましたらしく、直也

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1月31日のリノベーション・大川直也編

1月31日のリノベーション・大川直也編

文:大川直也

9時に目が覚めた。隣の部屋で眠るくいしんは起きない。何度も起こしたのだけど。支度をして家を出てすぐくいしんからLINEが入った。間の悪いタイミングで目覚めたらしい、Uターンをして迎えに帰った。

牛乳ビルに到着してすぐ、近所で買ってきたマクドナルドのハンバーガーを食べた。電気は通っていない、床には固定されていない木材が敷き詰められている、掃除しきれていないせいか妙にホコリっ

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梅まつりと1月31日のリノベーション@牛乳ビル

梅まつりと1月31日のリノベーション@牛乳ビル

文:守屋佑一

前日にくいしんを東京まで迎えに行って明け方帰ってきた僕は寝過ぎるのを恐れて自分が住んでいるアパートの駐車場で車中泊をした。
このような行動は僕にとっては別段珍しいことではなく、日常の一風景に過ぎない。
約二時間ほどの睡眠で冬の寒い朝の空気を肌で感じて目を覚ます。
いくら厚着をしていたって、この寒さは少し応える。

この日はとてもハードスケジュールだ。
この時、まだサラリーマンだった

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1月30日くいしんを東京へ迎えに行った話。

1月30日くいしんを東京へ迎えに行った話。

文:守屋佑一

1月も終わりに差し掛かり、牛乳ビルのリノベーションだけでなく、僕はいろんなことが忙しくなっていった。

なぜならば、運営に携わっている1月31日より小田原でも有数のお祭り「小田原梅まつり(https://m.facebook.com/sogaume )」

がはじまるから、だけではなく夏に一度折れた自分自身の真の志をもう一度貫こうと決めたから。

しかし、そう決めたはよいもののそれ

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