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2024年 読書記録

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2024年に読んだ本の記録
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記事一覧

[読書記録]その世とこの世 (谷川俊太郎、ブレイディみかこ著)

内容もとても面白いのだけど、谷川俊太郎さんの詩が読めたのが何よりも良かったです。 「この…

とり子
3か月前
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[読書記録] 乙女部部長 (吉野万理子 著)

ぐぐっと引き込まれて、さらさらー、っとあっという間に読めました(二時間くらい?)。 運命と…

とり子
3か月前
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[読書記録] 潜水鐘に乗って (ルーシー・ウッド 著)

静かなファンタジー短編集。目に映し出される風景は海の深いところや降りしきる雪の中、静かな…

とり子
3か月前
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[読書記録] ラブカは静かに弓を持つ (安壇 美緒 著)

とても良かったです。主人公の感受性も好きだったし、登場人物一人一人の個性がとてもはっきり…

とり子
3か月前
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[読書記録] おかえり、めだか荘 (北原里英 著)

最近は女性のシェアハウスもの小説がわりと好きな私です。流行りなのかな。エッセイ漫画やドラ…

とり子
3か月前
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[読書記録] ざらざらをさわる (三好愛 著)

私が三好愛さんを知ったのは、川上弘美さんの「某」を読んだからです。川上弘美さんの「某」の…

とり子
4か月前
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[読書記録] 丹生都比売 (梨木香歩 著)

人の旅立ちに思いを寄せる、美しくて繊細な深い水の中のようなお話の集まり。 とても静かで安らかで、あたたかく、この雑多で混沌とした、人の生きる世界とは対局にあるように思えます。 その安らかさは境目を越えた途端に突然あらわれ、こういうものなのだろうな、と思わずにいられません。 この「丹生都比売」は九篇のお話から成る短編集ですが、あとがきの通り、読み終わってしまえば、それぞれのお話を数珠のように繋ぐ蔓が確かにあるのだな、と感じます。 「丹生都比売」のキサという少女の不思議な美し

[読書記録] シェニール織とか黄肉のメロンとか (江國香織 著)

江國香織節の効いた、平和で淡々と、それでいてあたたかくふんわりかわいらしいエッセンスが混…

とり子
4か月前
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[読書記録] 赤い靴の誘惑 (シャンナ・スウェンドソン 著)

きゃー最高でした!魔法製作所シリーズ第二巻! 盛りだくさんな問題をきれいに解決して、ワク…

とり子
4か月前
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[読書記録] 銀河鉄道の父 (門井慶喜 著)

「お前は、父でありすぎる」宮沢賢治さんの優しさは政次郎さんから譲り受けたものなのだとあた…

とり子
4か月前
13

[読書記録] カムパネルラ版銀河鉄道の夜 (長野まゆみ 著)

これは小説というよりも宮沢賢治解説書、中原中也とカンパネルラ、それに長野まゆみさんの「銀…

とり子
4か月前
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