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toridoriの事業とSNSマーケティングの今後についてー代表・中山貴之インタビュー【第1弾】

こんにちは。
トリドリ広報担当です。

toridoriのメンバーに会社や仕事について”色とりどり”に話してもらうインタビューをお届けします。

▼これまでのインタビューはこちらのマガジンからどうぞ!

今回は特別編!toridori代表取締役の中山を取材しました!

中山は普段経営に専念していることもあり、余り対外的なインタビューを受けることはないのですが、全部で第3回にわたる本シリーズでは、第1弾として、今後、toridoriのメイン事業として成長させていくtoridori marketing』『toridori base以下、「toridoriシリーズ」)とSNSマーケティングの今後についてとことん語りつくしてもらいました!

▼toridori代表取締役・中山について
月間500万PVを集める個人ブロガーとして活動後、2016年、株式会社アップロント(現・株式会社トリドリ)を設立。
インフルエンサーマーケティングに関する各種サービスをリリースし、会社設立4年で売上高22億円の企業まで成長させる。
また、自身もYouTuberとしてチャンネル登録者数14万人超のYouTubeチャンネルを6年間運営するなど、インフルエンサー・経営者両者の視点から「インフルエンサーマーケティングの新しい形」を追求し続けている。


◆toridori代表・中山インタビュー第1弾


ーtoridoriシリーズについて教えてください

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toridoriシリーズは、分かりやすくいうと「自社の商品やサービスの認知を拡大したい」企業と「SNSでの影響力がある」インフルエンサーを直接マッチングさせるサービスで、『toridori marketing』は企業向けサービス、『toridori base』はインフルエンサー向けアプリとなっています。

8月の社名変更のタイミングで、5億円の資金調達を実施したこともあって、これから1番力を入れていきたい事業です。
サービスを始めてからもうすぐ2年になるのですが、インフルエンサーは13,000人、企業は7,000社登録していただいています。インフルエンサーと企業のマッチングは月間でいうと3,000件、トータルでは30,000件を超えています。

ー普通のインフルエンサーマーケティングと、toridoriシリーズの違いは何ですか?
toridoriが競合他社と大きく違うのは対象にしている市場です。
今までのいわゆるインフルエンサーマーケティングは、タレントを起用したテレビCMなどに使っていた広告予算をメガインフルエンサー(フォロワー数の多いインフルエンサー)にリプレイスしただけの「マスメディア広告の代用品」でした。これらのインフルエンサーマーケティングが担うのは、いわゆる“認知”や”ブランディング”に影響する部分です。
インフルエンサーへの依頼も広告代理店を通さなければならず、本質的にデジタルで完結していた訳ではありませんでした。

一方で僕たちが狙っている市場は、SMB(Small and Medium Business=中小企業)のマーケティングを主体とした広告市場です。
toridoriシリーズは、SNS上でユーザーが“比較”して“検討”して“行動”するまでの一気通貫したプロモーションを打つためのサービスになっています。

私たちが目指すのは、インフルエンサーと企業が代理店無しにデジタルで直接繋がるプラットフォーム、そしてユーザーが“認知”から“行動”までをデジタルで完結するプロモーションです。

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『toridoriシリーズ』で目指しているもの

2つの軸でのNo.1サービスを目指しています。

1つは国内初で最大のSMB向けSNSのマーケティング支援プラットフォームになることです。
もう1つは、そのようなSMB向けマーケティングにとって必須となる、狭く深い影響力を持ったマイクロインフルエンサーが活動する上でのインフラとしてのNo.1プラットフォームになることです。

企業はこれからtoCビジネスをやろうと思ったとき、SNSでインフルエンサーを活用したマーケティングはもはや必須なんです。これをやらないと勝てないと言い切れます。
今までのように「お金を払ってポータルサイトに掲載する」「SEO対策をして検索に上がりやすくしてもらう」というプロモーション手法もありますが、SNSマーケティングの割合は今後どんどん増えていくでしょう。
今は企業もやり方がわからないので、代理店を挟まないとSNSマーケティングができないだけ。

そして、その煩雑さや費用の高さがハードルとなっていると思います。だから、僕らはtoridoriシリーズでそのハードルを無くしたい。今後、予算を振るボリュームもどんどん増えてきて、SNSマーケティングが主流になり、マーケティング効果がより上がっていく時代が来るはずです。そうなった時にまずはtoridoriシリーズもやらなきゃね、というように真っ先に検討してもらえるツールになるのが目標です。

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ーなぜ今、SNSマーケティングが必須なんですか?

マスメディアでのマーケティングが人の目に触れなくなってきているからです。
若い子はもうテレビを見てないですよ。新聞も見ない。なぜなら、スマホで完結しているので。人気の番組はテレビ番組ではなく、スマホで見られるAbema TVの恋愛リアリティ番組ですし、新聞はLINE NEWSで読めてしまう。また、情報量が増えたことにより、マスメディア発信の情報の重要性が下がってきていることもあります。

マスメディア、ウェブメディア、動画メディアなど、ありとあらゆる情報が煩雑している現代において、自分が得た情報が正しいのか、どれほど価値があるのかを判断するのが難しくなっています。でも、自分が信頼している・憧れている人からおすすめされると買いたくなるし、意思決定しやすいと思いませんか。
実際若年層を中心に全世代で情報を得る方法は変わってきています。ファッションなんかでいうと、雑誌やテレビなど色々なコンテンツがユーザーの目に触れると思いますが、実際に一番意思決定に作用しているのはInstagramの投稿や口コミだというデータも出ています。僕自身も「焼き肉が食べたい」ってなった時には、常に美味しい焼肉の情報を投稿している人のSNSアカウントから情報を得たりしていますし、そういう行動が当たり前になってきているんです。
そんな”信頼できるインフルエンサー”を見つけられるのがSNSというメディアであり、そのインフルエンサーに口コミを投稿してもらうのが今、一番と言って良いほど、効果を発揮するマーケティング手法だと言えます。

僕が考えるインフルエンサーとは、リアルの友達だったり、美味しいところを知ってる謎のおじさんだったり、オンライン・オフラインに限らず、影響を与えてくれる人すべてがインフルエンサーだと思っています。

ー現在、中小企業が抱えているSNSマーケティングにおける課題とは?

それは「誰に頼めばいいかがわからない」ということです。
SNSで意思決定をしている人が増えているのにも関わらず、SNSでマーケティングをできるツールはほとんどありません。大きな予算を使うことができる大企業等がインフルエンサーマーケティングをやりたいとなれば広告代理店が総動員で実現してくれますが、普通の地方の小さな小売店が誰かに頼みたいってなっても誰も助けてくれない。

そういう時に、僕たちのtoridoriシリーズを利用してもらえたら13,000人のインフルエンサーが自ら立候補してくれるんです!

そんな中小企業を救うのが『toridoriシリーズ』です!

提携インフルエンサーが20,000人、30,000人と表記している競合もありますが、実は稼働していないインフルエンサーも多くいます。一方でtoridoriシリーズは、実稼働しているインフルエンサーが13,000人もいる。この数字って凄いことだと思いませんか?

なんでこんな数字が出せるかというと、競合は事務所と契約してそこに所属しているインフルエンサーの数を表記しているのに対し、toridoriシリーズはインフルエンサー本人が「たくさん案件があるから使いたい!」と自分の意志で登録して、自分で案件を管理しているからなんです。

デジタル化していることでほぼ無制限に実稼働するインフルエンサーを増やすことができて、インフルエンサーが増えれば増えるほど、より広告主と最適なマッチングを実現すことができるようになっています。
企業がこのようなプラットフォームを使うにあたり最も大事なのは、インフルエンサーが大量にいることですが、インフルエンサーにとっても”企業がたくさん登録していて充実した案件に応募できる状態”があることがプラットフォームを使う魅力になるんですね。

だから、toridoriシリーズでは、そのような企業とインフルエンサーの需要を掛け合わせ、最適なマッチングを生んでいくことが大事だと思っています。
今は、サービスの機能を充実させ、さらにインフルエンサー定着率を上げていくことを目指しているところです。

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今回は中山に、toridoriの今後のメイン事業『toridoriシリーズ』とSNSマーケティングの今後について語りつくしてもらいました。
第2弾は『toridori marketing』のこれからについてです。お楽しみに!


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