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プール掃除ができる学校でよかった

6月が来る度にプール掃除したくなります。高校時代までのプール掃除が大好きでした。強い陽射しのもと、瑞々しい時代を過ごしている子どもたちが瑞々しい空間ではしゃぎながら夏開幕の用意をする、あの塩素臭さこそ青春の香り。大人になってしまったらもうあれを経験することはできない。自分の高校は高3までちゃんとプールの授業があったのですが、プール掃除は高1が最後でした。いややらせてくれよプール掃除と思っていました。最も青春をしたい時期なのに。あんなにふざけてても怒られない時間ないのに。

そもそもプールの授業がない、プール自体がない高校、さらには中学というものが存在すると知った時、「えそんなに自由にカリキュラム組めるの??」と思うと同時に、自分はなんて恵まれた学生時代を過ごせたのだろうかと鼻高々になりました。なければないで楽しいというか、あることのメリットなんて全然わかんないんだろうけど、でもあることが俺の人格形成に及ぼしている影響は計り知れない。俺の人格が良いかはおいといて。みんな自分の学生時代が最高だと思ってるもんだけど、例に漏れず俺もそうで、修学旅行もあってよかったなーと思うし今のコロナ禍の学生のことを思うとなんともいえない気持ちになります。あと修学旅行のない北陸の学生もやばいと思ったし、受験特化の私立中高一貫卒のやつらは高3部活出来ないとかきいてそれでいいのかよと思いました。あと一番怖いのは全偏差値の生徒がいて特進クラスは部活入れないみたいな、勉強ができるせいでさらに人権が狭められるマンモス私立です。

将来子どもができたらプール備え付けの共学で修学旅行があって文化祭も部活もちゃんと高3まで楽しめる高校に通わせたいなあ、というのが2位で、1位は俺がそれをもう一回経験できることです。

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