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共感覚について書いてみる、の巻。

【子どもはみんな持っている】

大人になるにつれて忘れる感覚。
「共感覚」って知っていますか?
言葉自体は聞いたことあるかもしれませんね!

今日取り上げるのは、
音を色で感じる共感覚ですが、
怪我を色で感じたり、50音/アルファベットを色で感じたり、モノ形から音楽が聴こえたり、さまざまな形の共感覚が存在します。

ドレミファソラシドを頭の中で想像してみて下さい。

これはネットから拝借したものです。
感じた音階の色の統計です。

多少バラつきはありますが、
おおかた似ていますね。

ちなみに私は、
ド=白
レ=朱色
ミ=緑
ファ=黄緑
ソ=水色
ラ=ラベンダー
シ=茶色 で感じます。

あなたは何色に感じましたか?

町の楽器屋さんなどで、
音階を弾いて試してみて下さい。
見落としてきた面白い体験ができるかもしれません。

【大人になると4%だけ?!】

子どもの頃にはみんな共感覚を持っているのに、
あいうえお文字として捉え、
1たす1は、2を覚え、
赤は赤青は青だと習っていく内に、
どんどん忘れていく感覚なのだそうです。

成人の4%が共感覚を未だ持っており、
その感覚が変化する事はほぼ無いに等しい、
また、その4%の内の70%が芸術家や小説家だと推測されています。

私自身もレッスンの際に、
子どもたちに「この音何色に感じる?」と問うことがあります。

構成されるルート音が同じでも、
単音と和音だと答えが違ったり。
コード進行(和音の進行の順番)の変化でも変わったり、
そのバラエティさにワクワクします。

こうやって小さな頃に培った感覚は、
中学高校の音楽鑑賞の時間でも役立っていると保護者からも喜ばれ私も嬉しく思います。

ほんの一言の声かけで、
本来持っている感覚が育めるって素敵ですよね。

ぜひ、子どもと接する機会にあるあらゆる大人の方「この音、何色に感じる?」と聞いてあげて下さい。

子どもたちへのギフトを一緒に届けましょう☺︎

いつもTORIHADALABO noteをご覧いただきありがとうございます。

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