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たまには五感スイッチオフ!〜疲れの解放〜

IT社会の中で五感を意識する事が大切と、私たちの活動では伝えさせてもらっています。ですが人は毎日の生活の中で無意識にも五感を使って生きています。
この五感を、ずっとスイッチオンにしたままだと疲れ切ってしまうのではないか。
今日はいつもと違う視点で五感スイッチオフの話をしていきます。

【リラックス】

早速ですが、五感のスイッチをオフにすると言うのは、
「脳をリラックスさせる」事。
のちに詳しく説明しますが、脳がリラックスするとa波が出ます。
リラックスが高まるほどまどろみ、熟睡や無意識へと進みます。

余計な考えや感覚が及ばない状態、
ヨガや瞑想で「ふわっ」と無意識状態に近づく体験をした事がある方、
その状態が真のリラックス「脳が休んでいる」状態です。

意識的にその状態を作り出す事が、忙しいIT社会をうまく生きるコツかもしれません。

【身近にある癒し】

特別なことをしなくても、実は日常の中にもリラックス要素はあります。
例えば、木工家具や、ウッディな食器には、不規則な木目の風合いに「1/fゆらぎ」が潜んでいるといいます。(1/fゆらぎについてはこのあと説明します)
木のインテリアで暮らす人は、日常の中で自然と癒しを感じているかもしれません。

【1/fゆらぎとa波】

1/fゆらぎとは、一定ではない不規則な周期のこと。
例えば、寄せては返す波の音、森の木々の音、雨の音、風の音など。

「1/fゆらぎ」を感じ取っているとき、人間の脳からはα波と言う脳波が出ています。
α波が出るとき脳は休んでいる状態です。

浜辺や森の中で過ごすとリラックスできるのは、「1/fゆらぎ」を感じ取っているからと言うことが分かりますね。

【脳波】

脳波には4つの種類があります。

アルファー波 8~14HZ リラックスして集中や瞑想している状態。
シータ波  4~7HZ   まどろみ、入眠時の状態。
デルタ波  0.5~3HZ 熟睡及び無意識の状態。

上記はリラックス状態の脳波の種類。

もう1つ脳波に「ベータ波 14~30HZ」と言う種類があります。
・ベータ波の特徴
怒り・不安感・悩み・イライラ・緊張・疲れやすい、等。

脳波がバランス良く保たれている事が快適に過ごす秘訣です。

【a波を出すには】

a波は無意識の中で出るものでその特徴は以下。
・アルファ波の特徴
自然治癒力の増加、集中力・記憶力が高まる、直感力、
ストレスを感じにくい、等。

無意識に出るa波ですが、
日常の中では、
寝起き、お風呂に浸かっている時、眠りに入る時に出ています。

一方でIT社会の中で意識的にa波を出せたらと、その方法を調べてみました。

アロママッサージやアロマオイルの香りを嗅ぐ。
ヨガや瞑想・深呼吸。
雨音など水の音を聴く。
自然に触れる。

上記の方法が効果的という事で、身近なところで意識的に脳を休ませてあげることができそうですね。

都市部に暮らす方ならYou Tubeなどで「a波」と検索すると自然音が流れるチャンネルなどがあるので、代用するといいですね。

【人間の心臓も1/fゆらぎ】

心臓の拍動も1/fゆらぎで動いています。
一定ではなく速度が揺れているのは、人間だけではなく動物や虫なども同じです。

生きとし生けるものすべて1/fゆらぎを持つ事は、私たちが自然の中でリラックスできる事の証明ですね。

最後にYou Tubeで自然音とゆらぎが感じられるものをご紹介します。

これは私が、娘をお腹の中に宿していた時に聴いていたものです。

久しぶりに検索してみたら、
6年前の投稿が残っていて懐かしく想い、最近聴いています。

水の音や焚き火の音が落ち着きますね。

あと音楽家あるあるだと思いますが、
マッサージ店などでかかるオルゴール系の癒し曲。
テンポが一定過ぎ&メロディやコードが単調過ぎて逆に気なってリラックス出来ない説。

それが起こらないのもこの動画のオススメポイントです。

ピアノのテンポが揺らいでいて、ごくたまに入るテンションの音が先読みできないので、変に聴き過ぎずに済むのでリラックスできます。

さて、今日は1/fゆらぎとa波による五感スイッチオフの話を書きました。

考えること・感じること・リラックスすることのバランスを丁度よく保って、
日々自分らしい心地よさで過ごしていけるといいですね!

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