春の雪

あのね。私、傘を忘れたの

でも雨から雪になったから

もうどうでも良くなって

多分、これが

今年最後の雪だし

最後の冷たい冬だから


天を見上げたの

そしたら真っ白な雪が

次から次へと降ってきて


きっとこれは

冬が春に

焼きもち妬いて

忘れ去られないように

涙を流して引き止めるから


なんだか私も名残惜しくて

少しもの哀しくて

黙って立っていたんだよ

あなたの涙を受け止めようと


そしたら私ももらい泣きして

待ち行く人の視線にさらされながら

なんだかこんなの可笑しいよって


でもやっぱり

春に会いたくて。

すごく、会いたくて。

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思い出はいつも美しい。でも現実はもっと美しい。
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kana

詩は、ココロの吐息

コメント2件

kumiさん、有難うございます!kumiさんの雪の詩もとても素敵でした。「泡雪」という言葉が好きです。東京も今日は冷たい雪の一日でした。あたたかくしてゆっくりお休みくださいね。Sweet dreams!
amoreさん、ご心配ありがとうございます。実際はしっかり傘持って成田にお仕事行ってきました笑。長い冬のような恋愛に終止符を打ち、新しい恋に向かう時の心情を表しました。それにしても本当に嘘のような寒さでしたね...
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