『Le parc』 解放

不完全な人間が、相手に自分にはない穴を埋めてくれる部分を見いだした時に、激しく欲するのだと思う。それは飢餓感ともいえる感覚。そして、満たされた後の依存。成し得なかった時の絶望。それはループのように、時と場所を変えて何度も繰り返される。

モーツアルトK.488の美しい旋律に彩られたエロスの極致とも言えるこの身体表現は、そんなことを思わせる。それは解放であって、同時に拘束だ。

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