AGFA ULTLA 100というフィルム

久しぶりにnoteに投稿。

AGFA ULTRA 100というフィルムがあります。
2年前に関東に行った際に前から気になっていたチャンプカメラというお店を訪問しました。

神奈川県内に複数店舗があり、特徴と言えば何を言っても国内では入手困難な『珍しいフィルム』を沢山取り扱っているというとこです。

その店舗で今回の表題にもなっている、フィルムに出会いました。
このフィルム、ネットで検索すれば「ネガフィルムながらポジフィルムの様な描写」であったり、「伝説の極彩色」などと言われるほど、彩鮮やかな写りに定評があるといいます。

今から20年近く前に生産終了しており、当時の様な色彩が表現出来るかは分かりませんでしたが、とても興味が湧いたので1本買って使って見ることにしました。

使用期限は2007年できれていたため、カメラ側のISO感度設定は2段下げて撮影しました。(ISO25)

作例はイチョウ並木が色づく頃、都内や滋賀県を訪れた際のものです。
カメラはFujica ST801 レンズは覚えていませんが、EBC fujinon 50mm f1.4やEBC fujinon 28mm f3.5、flektogon 35mm f2.4だったと思います。


firstショット。木陰で光量が限られた条件でしたが、暗部まで潰れずに解像しています。20年近く前のフィルムなのに、英会話の看板の明暗がくっきり表現されていることに驚きました。



今は無き小田急百貨店新宿店


六義園にて


旧古川庭園


明治神宮外苑のイチョウ並木


青と黄の世界
一本一本の色づき方が違う様も写し出してくれています


びわ湖バレイの蓬莱山頂から望む


逆光とクマザサ
秋晴れの琵琶湖


蓬莱山頂のお地蔵様

ご覧いただいた通り、20年近く前のフィルムとは思えないほど、色鮮やかに写し出してくれました。期限切れフィルムはくすんだ色になったり、ザラザラ感が多くなるのですが、このフィルムは別格でした。

Fujinonレンズとの相性が良かったのでしょうか。たまたま保存状態がよいフィルムだったのでしょうか。
いずれにしても、巷で評判の在りし日のフィルムを自分のカメラとレンズで試すことが出来てとても満足しています。


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