成人式出席出来なくて可哀想な男からの脱却
こんばんは!
吉本一年目のとりあえず木村です。
新成人の皆様
成人おめでとうございます!
自分達の代の成人式はかれこれ11年も前になってしまいました。
未だに30代男性という肩書に慣れないですね。
歳を取れば取るほど早生まれでよかったと思います。一歳若くいられても微々たる差ですが。
読んでくださってる皆様は成人式にはいかれた側の人間でしょうか?ちなみに自分は大学受験エクストラステージseason 2(二浪)のクライマックスシリーズを迎えていたので成人式には出席しませんでした。
これから成人式を控えてる人たち
成人式は行った方がいいぞ!!毎年行きたかったなぁという気持ちになるぞ!
でも中には地元の人達に会いたく無い人もいるだろうから、そういう子は無理に行く必要も無いぞ!行かなくても俺は今人生楽しいから!
とまぁ行ってない側の人間なわけですが
自分の場合は行けばよかったと思ってました。
が
この前知った事実により
今は心の底から行かなくてよかったと本気で思ってます。
〜
11年前
早生まれのため19歳の自分は大学受験に備えて
予備校に足を運んでいました。
同い年の晴れ姿の大群を尻目に
絶対に負けへんぞと強い意志を持って
さいたま市内の予備校に向かって行きました。
その日が授業だったか自習しに行ってたか
もう覚えていないけれど
とてつもなく大雪だったことを覚えています。
それももう記録的なレベルで。
自分は中3の途中で埼玉県内で引っ越しをしてて最後の一年だけ電車で中学に通ったため
高校からは地元のみんなと離れ離れ
高校は都内の男子校に行ったため、地元の友人にはほとんど会えていない。
「みんなに会いたかったなぁ」
込み上げる気持ちを発散するかのように
雪を固めて予備校の外壁に投げ込んだ。
高校野球でピッチャーをやっていたので
球のスピードには自信がある
丈夫な壁に思いっきり投げつけてやった。
一球でしっかり肩を痛めた。
とても、惨めだった。
みんな今頃懐かしいメンツで集まって
わいわい楽しんでるんだろうなぁ。
それに比べて自分は、
成人式にもいかず、壁に雪を投げつけ肩を痛めている浪人生。ナンソレ。
リフレッシュして自習室にもどった。
少しすると室内アナウンスが流れた。
「予備校内の生徒の皆さんに連絡します。本日は大雪の為電車が止まる事が予想されますので当館は本日午前で閉めさせていただきます。」
気が狂いそうだった。
締め出されるん!?
そんなんだったら成人式出ればよかったわ!!
残酷なことに本当に締め出されたのでした。
そんなこんなでその後志望校には全部受からなかったのはまた別のお話。
〜
そんな風に成人式にでればよかったなぁ、なんて事を毎年成人式のニュースを見るたびに思うわけです。
いや、思ってたわけです。
去年家族と話していたら成人式の話になりました。実は兄も成人式に出ていなかったそうなのです。
意外や意外。兄は普通に友達も多いので成人式行かないタイプではないだろと思っていたのです。
なんでか聞いたら、
「誰も知らない会場で1人で成人式行ってもなぁ…。」
😕
🤔
🤨!
どうやら引っ越したせいでそもそも地元のみんなと同じ会場で成人式を受けられなかったそう。
うわ、きっつ、兄ちゃんかわいそ、最悪やん。
俺もでした。
成人式行けばよかった、みんなに会いたかった。
受験もうまく行かないならいっとけばよかったやん。って思ってたけど
俺、行ってても1人だった。
住所が全然違うから、友達いない街の会場で1人ポツンと受けないといけなかったそう。
それからです。私が成人式の呪縛から解けたのは。その日を境に私は
成人式に行けなかった可哀想な人
から
成人式に行けても可哀想な人
に変わりました。
ナンソレ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?