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kindleの一日の売上が通常の10倍に。感謝とその方法

あーりーです。

いつもnoteを読んでいただき、ありがとうございます。

先日、とても嬉しいことがありました!

kindleの一日の売上が通常の10倍になりました。


この記事では「10倍にするために準備した仕組み」を書いていきたいと思います!

これからkindle出版を考えている皆様のお役に立てれば幸いです。



kindleの売上を10倍にした方法

まずは、kindle書籍を買っていただいた読者様に感謝申し上げます。

本当に嬉しいです。ありがとうございます!


売上が10倍になったのは、試しに「ある仕組み」を作って実践した結果です。

この記事では、どんな方法で一日のkindleの売上を10倍にしたのか、ぼくが実践した内容を書いていきます。

難しい作業はいりません。

やろうと思えば誰でもできます。


ただ!


根気と時間が必要です。

作業自体は難しくありませんが、手間がかかります。誰でもやろうと思えばできますが、実際にやるのはそれなりの労力がいります。

だから「誰でも簡単にできます!」と言うつもりはありません。

また、再現性を必ずしも保証するものではないので、その点ご了承いただければと思います。



概要

まずは概要をお伝えしますね。

やることは、大きく分けて2つのステップに分かれます。

それは「シリーズ化」と「無料キャンペーン」。

この組み合わせです。


ではつぎに、

シリーズ化」とはなにか?

無料キャンペーン」とはなにか?

について、ご存じない方もいらっしゃると思いますので、一つずつ見ていきますね。



シリーズ化

まず、仕組みの第一段階として着手したのは「シリーズ化」です。

kindleでは、単発で本を出すだけではなく、出版した複数の本をひとつの「シリーズ」としてまとめることができます。

出版した本をシリーズ化する方法は、下記の公式ページに載っています。

kdp.amazon.co.jp でのシリーズのまとめ買い

上記のリンク先ページに載っているシリーズ化の要件を満たした後に、kindleの管理画面(KDPの管理画面)から、シリーズ化の申請をします。



シリーズ化の申請方法

パソコンでの操作方法は以下の通りです。

  1. KDP管理画面にて「本棚」をクリック

  2. 画面下部の「お問い合わせ」をクリック

  3. カテゴリの選択から「本とシリーズの管理」をクリック

  4. 「シリーズ」をクリック

  5. 「お問い合わせ」をクリック

あとは、お問い合わせフォームにもともと表示されているひな型に従って必要事項を記入し、送信します。


すると、Amazonの方でシリーズ化の手配をしてくれます。

数日後、Amazonから「シリーズ化が完了しました」という旨の連絡が来ます。



1冊の本のページに他の本も表示される

シリーズ化すると、1冊の本のページ(Amazonの個別ページ)に、他の本も表示されるようになります。

例えば、書籍A、書籍B、書籍Cという3冊をシリーズ化したとします。

すると…

Amazonで書籍Aのページを開いた時に、画面の下の方に、同じシリーズの本として書籍Bや書籍Cも表示されます。



まとめ買い

シリーズ化すると、どんないいことがあるのか?

シリーズ化された本は、読者様の立場からすると、まとめ買いが可能になります。

筆者の側からすると、1冊だけでなく、同じシリーズの他の本もまとめて買っていただける確率が高くなります。



ぼくがやったこと

というわけで…

以上をふまえて、ぼくがやったこと(作業内容)を順番に並べると、次のようになります。


1. kindleで書籍Aを出版する
2. kindleで書籍Bを出版する
3. KDPに申請して、書籍Aと書籍Bをシリーズ化する
4. kindleで書籍Cを出版する
5. KDPに申請して、書籍Cをシリーズに追加する
6. kindleで書籍Dを出版する
7. KDPに申請して、書籍Dをシリーズに追加する


この時点で…

このシリーズには書籍A、書籍B、書籍C、書籍Dの4冊が含まれていることになります。

これを繰り返して、ひとつのシリーズに含まれるkindle書籍の数を増やしていきます。


以上が「シリーズ化」の話です。

もう一つ、ぼくが利用したものに「無料キャンペーン」という仕組みがあります。

次は、「無料キャンペーン」の話に移ります。

「シリーズ化」と「無料キャンペーン」を組み合わせることで、kindleの売上がアップしやすくなります。



無料キャンペーン

kindleで出版した本は通常、もちろん有料で販売されます。

でも、無料キャンペーンを設定すれば、無料で読んでもらうことができます。

kindleでは、90 日間に一度、最大 5 日間の無料期間が設定できます。

詳しくは、公式サイトのこちらのページをご覧下さい。


でも…

「無料だと売上にならないじゃないか!」と、思われるかもしれません。

はい、確かにその通りなんです。


ただ…

無料キャンペーンを設定すると、普段にくらべてややAmazon内での露出が上がる可能性があります。

無料なので、読んでもらえる。読んでもらえると、ランキングが上がる。ランキングが上がると人目に触れる。人目に触れると、さらに読んでくれる人が増える。



同じシリーズの他の本も読んでもらえる

ここで、シリーズ化が生きてきます。

シリーズ内の1冊が無料キャンペーンで人目に触れると、その1冊を読んだ読者様は、シリーズ内の他の本にも興味をもってくれるかもしれません。


つまり、こういうことです。

書籍A、書籍B、書籍C、書籍Dの4冊が、同じシリーズ内にあるとします。

書籍Aに無料キャンペーンを設定します。

すると書籍Aを読んでくれる人が増えます。

書籍AのAmazonページには、同じシリーズの他の本(書籍B、書籍C、書籍D)が表示されます。

書籍Aを読んでくれた人がそれを気に入ってくれたら、シリーズ内の他の本をまとめ買いしてくれます。

これで売上が一気にアップします。

kindleの一日の売上を普段の10倍にできた方法は、以上です。



まとめ

やり方をまとめると、こうです。

まず、書籍を複数出版します。

複数の書籍を同じシリーズに設定します。(もちろん、本の内容がまったく違っていると同じシリーズにするのは不自然なので、なんらかのくくりでまとめられる類似性が必要です)

シリーズ内の本のうち、1冊に無料キャンペーンを設定します。

その1冊を気に入ってくれた読者様が、シリーズ内の他の本もまとめ買いしてくれます。



注意点

気を付ける点としては、シリーズ内の本を一気に全部無料にしないことです。

書籍A、書籍B、書籍C、書籍Dの4冊があるとして、4冊すべて同時に無料にするのは避けます。それだと、全部無料で読めてしまうので、売上になりません。

どれか1冊だけ無料にして、残りは通常の価格のままにします。

1冊の無料キャンペーン期間が終わったら、別の1冊を無料に設定します。

こうして順番に1冊ずつ無料にしていきます。

これを順番に繰り返すと、シリーズ内の本のうち、どれか1冊が無料になって、人目を引いてくれます。


以上です。

少しでも参考にしていただければ幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

追記 2024年3月20日
その後もこの方法のおかげで定期的に売上が伸びているのでオススメです。一度「シリーズ化」の設定をしておくと、あとはたまに「無料キャンペーン」の設定をするだけでいいので、とても便利です。

お読みいただきありがとうございます!